「一括査定サイトの通電率・訪問査定率 他」媒体毎の集計レポート【2023年6月度】

弊社では一括査定からの新規反響に対する「訪問査定取得」を目的としたテレアポ外注サービスを運営しており、日本全国を対象に月間約3,000件(2023年6月現在)の査定依頼への架電を代行しています。

本記事では、月ごとの対応実績についてとりまとめたレポートを公開させて頂きます。

※本来、訪問査定率や通電率については地域差もあるものではありますが、本レポートでは地域ごとの集計はしていないため、あくまで参考としてご参照ください。

コールセンター対応レポート【2023年6月度】

集計期間 2023年6月1日~2023年6月30日

※キャンセル率=キャンセル数/弊社が受信した査定全ての件数(キャンセル数には、お客様のご要望によるキャンセルのほか、権限のない他人、イタズラなども含まれます)
※媒体によってはキャンセル案件の一部を「課金対象外」として扱うため、媒体選定に関しては「課金金額/訪問査定数」などの費用対効果を基に選定いただくことを推奨しております。
※月間の対応件数が10件未満の媒体は、記載せず。

合計 2,838 1,942 74.7% 15,229 5.85 366 14.1% 346 11.0%
媒体名 対応顧客数 通電数 通電率 架電回数 平均架電回数 訪問査定数 訪問査定率 キャンセル数 キャンセル・いたずら等
イエウール 979 635 71.0% 5,963 6.67 112 12.5% 97 9.2%
リビンマッチ 757 521 75.4% 4,181 6.05 76 11.0% 148 18.3%
HOME4U 442 353 86.7% 1,864 4.58 63 15.5% 38 7.5%
LIFULL HOME'S 186 149 87.6% 796 4.68 40 23.5% 13 6.4%
すまいステップ 168 128 83.1% 774 5.03 36 23.4% 20 11.0%
おうちクラベル 81 49 64.5% 531 6.99 12 15.8% 9 9.2%
スーモ 57 44 78.6% 262 4.68 8 14.3% 1 1.1%
マンションナビ 58 36 66.7% 402 7.44 4 7.4% 11 15.9%
サテイエ 19 14 93.3% 62 4.13 1 6.7% 2 8.7%
不動産売却の窓口 18 16 88.9% 55 3.06 1 5.6% 1 4.5%
ズバット不動産売却 19 14 77.8% 99 5.5 3 16.7% 2 10.0%
いえカツ 15 12 85.7% 60 4.29 3 21.4% 2 11.1%
イエイ 14 8 57.1% 63 4.5 3 21.4% 0 0.0%

初めに1点、集計方法についてご報告です。今月から弊社の集計方法を変更し、
先月以前は、利用社様より「TEL停止」があった案件も分母に加算しておりましたが、今月より分母から除いた件数にて集計を行っております。

今月の対応査定件数は2,838件(先月比-404件と先月の過去最高件数には届かない結果となりましたが、
日々100件近い件数を対応させていただくことができました。
訪問査定率では、14.1%(先月比-0.1%とほぼ横ばいです。
通電率では、74.7%(先月比+4.3%と先月と同様に少しづつではありますが、回復することができました。
※通電率が回復している背景については、先月の記事にて解説させていただいております。

今月は、少し視点を変えて「同時査定社数によって通電率・訪問査定率に変化はあるのか?」について
「東京都」と「東京都を除く関東エリア」の結果を比較してご紹介させていただければと思います。

※「同時査定社数」とは依頼者様が一括査定サイト経由で同時に複数の不動産会社様へ一斉に査定依頼を申し込んだ会社数のことを指します。
※「同時査定社数」は一括査定サイト毎に異なっており、平均で4社〜6社の不動産会社様に査定依頼が可能です。
※本データは最大6社までを集計させていただきました。
※集計期間:2023年3月1日~5月31日

まず東京都の結果について、1社のみに査定依頼を申し込むことはほぼなく、最大6社に申し込む件数が圧倒的に多いことがわかります。
通電率と訪問査定率に関しては、5社競合の場合通電率56.6%・訪問査定率3.8%最も依頼者様に通電するまでの労力が必要になり、
通電ができたとしても訪問査定にはなかなか繋がりにくい傾向にあると言えます。
一方で東京エリアでは、まず「複数の不動産会社様の提案を比較してからどの会社を訪問査定に呼ぶのか?」
既に依頼者様が選定のフェーズにいる可能性が考えられます。
そのため、通電したとしても「まずは机上査定でお願いします」と机上査定での着地が多い傾向にあると考えています。
机上査定後に訪問査定に呼んでもらう(選ばれる)ためには、まずは多くの会社の中で選定の土俵にあがる必要があります。
土俵にあがるためにも、「手元に残る方法=郵送」が効果的と考えており、資料はできる限り手元に残る郵送で送っていただくことを推奨しています。

次に東京都を除く関東エリアの結果について、東京都と比較して同時査定社数毎に訪問査定率は大きく変わらず、
最も高い訪問査定率は最大6社時の13.9%という結果でした。
東京都とは異なり、同時査定社数が増えると訪問査定に繋がりにくいという傾向はないようですね。
通電率に関しては東京都×6社よりも低い56.7%・架電回数に関しては+1回の平均7回通電するまでに労力がかかることがわかります。
ファーストコールで競合より早くコンタクトを取ることも大事ですが、競合が諦めた後まで追い続けることにより、
通電ができれば訪問査定に繋がる可能性があると考えることができると思います。
なかなか繋がらない場合でも、最低で3~4日間、計7回は架電追客を試してみてください。

それでは、各査定サイトについて解説させていただきます。
先月の記事にて現場からの声でキャンセル数が増加していると取り上げましたが、11.0%(先月比-0.1%と変わらない結果でした。
オペレーターに詳しく聞いたところ、査定依頼に心当たりがありキャンセルとなった案件よりも
「査定依頼をした覚えがない」方からのキャンセルが目立っていたようです。
依頼者様の中には「査定サイトに査定を依頼した」と誤認してしまう方もいらっしゃるため、
査定依頼が届いた際には、まず初めにSMSやメールなどテキスト形式で「査定サイト経由で依頼を受けた」ことを残し、
認識していただくことが重要になります。

訪問査定率に関しては、LIFULL HOME’Sすまいステップの2社が23%と最も高い数値で着地しています。
すまいステップでは、訪問査定率が先月比+5.3%・通電率は先月比+12.9%83.1%という結果です。
通電率が10%以上も回復している結果に驚きです!今後もすまいステップの勢いには注目していきたいと思います。

また今月は、2023年上半期ランキングも公開予定ですので、公開までしばしお待ちいただけますと幸いです。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

NEW都道府県×媒体レポートを公開【全13項目】

毎月公開している媒体毎のレポートを都道府県別にわけて集計いたしました。

都道府県別データサンプル

レポートには2023年1月~12月までのデータが記載されております。自社に該当する都道府県の集計レポートをダウンロードして媒体選定や営業活動の参考データとしてお役立てください。

レポートに記載されている項目は以下の通りです。

媒体名/査定数/対応顧客数/通電数/通電率/架電回数/平均架電回数/訪問査定数/訪問査定率/キャンセル数/キャンセル率/他人間違い数/他人間違い率/キャンセル・いたずら等/

こんな方におすすめです。
  • 自社営業マンの通電率や訪問査定率との比較。
  • 新たに媒体を追加しようとしている方は媒体選びの参考に。
  • これから一括査定を導入するか悩んでいる方は、一括査定で採算がとれるのか目安に。

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