弊社では一括査定からの新規反響に対する「訪問査定取得」を目的としたテレアポ外注サービスを運営しており、日本全国を対象に月間4,000件以上(2024年7月現在)の査定依頼への架電を代行しています。
本記事では、2024年上半期に対応した29,000件以上の査定について集計を行い、最も訪問査定率が高かった一括査定サイトを発表いたします。
また、2024年ランキングより新たに「通電後訪問査定率」を追加いたしました。通電後の訪問査定率もご参考になれば幸いです。
前回の『2023年上半期ランキング』からどのような変化があったのかを見ることで、それぞれの運営元の方針転換なども1年を通して推測ができますので是非ご一読ください。
※参考までに昨年上半期のランキングは下記
※集計期間:弊社の年末年始休業期間を除く2024年1月4日~2024年6月30日
※総査定数:29,981件
※集計対象媒体:集計期間内の対応件数が300件を超えるもの
※括弧内の数字:2023年上半期ランキング結果との対比
※集計対象エリア:日本全国
※訪問査定率=弊社がアポを取得した訪問査定数/弊社が対応可能な査定件数
(いたずらや重複など、架電不可である案件は分母に含まず)
※通電後訪問査定率=弊社がアポを取得した訪問査定数/弊社が通電した件数
(いたずらや重複など、架電不可である案件は分母に含まず)
※キャンセル率=お客様が査定そのものを辞退された件数/弊社が受信した査定全ての件数
(権限のない他人など、お客様のご要望に関わらず査定ができない案件も分子に含む)
※査定数=弊社が受信した査定全ての件数
訪問査定率 第1位「LIFULL HOME’S」
2024年上半期、訪問査定率第1位は不動の「LIFULL HOME’S」です。
2021年~4年連続で訪問査定率第1位を獲得しています。
訪問査定率では「32.1%(前年比+3.6%)」、通電後訪問査定率では「40.7%」と驚異の実績です。
訪問査定率・キャンセル率の結果から、安定して売却意思の高いユーザーを集客できていることがわかります。
繰り返しでの説明となりますが、査定依頼方法を「匿名査定」か「実名査定」で選択できる点が「確度の高い反響」に繋がっていると考えております。
資料DL:https://store.f-mikata.jp/lifull-homes/
訪問査定率 第2位「SUUMO」
2023年下半期ランキングぶりに第2位にランクインしたのは「SUUMO」です。
今回のランキングでは、惜しくも「LIFULL HOME’S」に訪問査定率が0.1%及ばなかったですが、一括査定サービスにおいて大手ポータルサイトが主力となってきています。
通電後訪問査定率の結果を見ると、41.7%と「LIFULL HOME’S」よりも高い結果でした。
こちらについては、以前まで査定者情報の電話番号入力が任意でしたが、最近では必須入力に変更されています。
電話番号の入力が必須になったことにより全てのユーザーに電話でのアプローチが可能になったことが関係していると考えています。
なお、査定件数は少ないため他の一括査定サイトと併用して利用することを推奨しています。
訪問査定率 第3位「すまいステップ」
訪問査定率 第3位は、大手査定サイト「イエウール」と同じ運営会社Speee社が運営している「すまいステップ」です。
「すまいステップ」は、2023年間ランキングで第3位にランクインしていました。
今回では、訪問査定率「24.6%(前年比+3.1%)」と前年上半期と比べ、約3%もプラスしています。
通電後訪問査定率では、訪問査定率の10%プラスで「34.0%」です。
通電ができれば、LIFULL HOME’S・SUUMOに並ぶ訪問査定率が見込めます。
査定件数と訪問査定率の安定性が取れているため、メインの一括査定サイトとしてもご利用いただけます。
資料DL:https://store.f-mikata.jp/sumai-step/
まとめ
2024年上半期では、「いたずらの反響が増えているのではないか?」というご意見をいただくことが増えました。
実際に弊社架電代行サービスで架電を対応しているオペレーターからも「現在使われておりませんのアナウンスが増えた」「不正な電話番号が増え、架電対象外のものが増えた」等と声が上がっています。
実態を確認するため、「現在使われておりませんアナウンス」が2023年下半期と2024年上半期で変化があるのか調査してみました。
2023年下半期の現在使われておりませんアナウンス→約260件
2024年上半期の現在使われておりませんアナウンス→約400件
結果として、約2倍ほど件数が増加していました。
また、「一括査定サイトの質が下がった」というご相談もいただくことも増えています。
ただ、弊社データ上では訪問査定率は変わっていないため、「すぐ売る人」の割合は変わっていない(減っていない)ことがわかります。
ですが、「現在使われておりませんアナウンス」などの「いたずら査定」の割合が増えているため、「一括査定サイトの質が下がった」と感じるのかもしれません。
最後に、一部の一括査定サイトで課金除外申請基準の改定がありました。
年々、課金除外申請も厳しくなっている傾向が見受けられます。
各一括査定サイトの課金除外申請基準は、都度チェックいただくことを推奨しています。
一括査定サイトの選定やご相談などございましたら、お気軽にミカタ社までお問い合わせいただけますと幸いです。
暑い日が続いておりますが、お体ご自愛くださいませ。
2024年も引き続きよろしくお願いいたします!
NEW都道府県×媒体レポートを公開【全13項目】
毎月公開している媒体毎のレポートを都道府県別にわけて集計いたしました。
レポートには2023年1月~12月までのデータが記載されております。自社に該当する都道府県の集計レポートをダウンロードして媒体選定や営業活動の参考データとしてお役立てください。
レポートに記載されている項目は以下の通りです。
媒体名/査定数/対応顧客数/通電数/通電率/架電回数/平均架電回数/訪問査定数/訪問査定率/キャンセル数/キャンセル率/他人間違い数/他人間違い率/キャンセル・いたずら等/
- 自社営業マンの通電率や訪問査定率との比較。
- 新たに媒体を追加しようとしている方は媒体選びの参考に。
- これから一括査定を導入するか悩んでいる方は、一括査定で採算がとれるのか目安に。
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