ライトドアの代表取締役をしております澤井慎二と申します。
今回は不動産会社がインスタグラムを使って自社反響を獲得する方法について解説していきたいと思います。
まずは不動産会社様がSNSを活用するにおいて、様々な媒体の中でどういったものを使えばいいのかという大枠を説明した後、インスタグラムのアルゴリズムについて徹底的に解説をしていきます。
アルゴリズムの理解、インスタグラムで何を投稿していくべきか、どのように作成すべきか、そして最終的には反響獲得のためのノウハウを詳しくご紹介していきたいと思いますので、ぜひ集客力UPにお役立ていただければと思います。
▼前回までの記事
Instagramで投稿を作成する方法
ではここからインスタグラムで投稿していくにあたって、どういったところに気を付ければ良いのか説明していきます。
先ほど触れたプロフィールや、画像、動画、さらにはそのストーリーの編集でおすすめなツール、動画の撮影方法なども具体的にお話していきますので、運用の参考にして頂ければと思います。
1.プロフィールで気をつけるべきポイント
ではまず一番重要になってくるプロフィール設計について。
こちらも弊社が運用代行させて頂いている中の一つの成功事例になりますが、ユーザーもたくさんフォローをしていますので、まずはそのユーザーの不動産枠のフォローに入れるかどうか、が非常に重要になってきます。
継続的に見てもらうためのプロフィールについてのポイントは下記となります。
- このアカウントからどんな情報が得られるのか
- フォローするメリットが何か
(この事例で言うと「毎日18時に投稿します」や、「隙間時間に理想の家に出会える」など) - 未公開物件をストーリーで公開
まずはこの1と2を押さえておくようにしてください。
他のインスタグラム運用代行会社さんはあまり不動産会社に特化していないためこの話には触れないと思いますが、反響の導線をきちんと準備できているかというところもポイントになります。
ほとんどの会社様がホームページに飛ばして終了という形になっていますが、私はここに問い合わせフォームを持ってきた方が良いと思っていますし、ここに反響の導線があることで、問い合わせにきちんと繋がってくると思います。
さらに付け加えると、ハイライトを準備することでこの会社で実現できること、会社の特徴、さらには採用情報も載せることができます。
このプロフィール設計がきちんとできているか、1つ目のポイントとして押さえておきましょう。
こちらも弊社の運用事例ですが、先ほどの会社様の事例以外に中野で賃貸勧めている会社様のアカウント。
ワンルーム特化型物件の賃貸反響を集めたいという会社様に関しては、女性にターゲットを絞り女性のワンルームに特化したアカウントを運用しています。
ぜひこういったプロフィールも参考にして頂きたいと思います。
2.フィードで気を付けるポイント
そして2つ目、実際に写真を上げていく段階に入るとフィード設計も非常に重要になってきます。
1枚目は皆さん大体設計ができていますが、ポイントは2枚目。
フォロワーの中には1枚目ではなく2枚目が表示される方々もいらっしゃいます。
ですのでこの2枚目のデザインで物件の特徴についてもまとめてあげるのが非常に重要です。
さらには次のスライドに移していけるような、矢印を置いてあげることもポイントになってきます。
そして最後のページまで見て頂いたお客様は非常に濃いお客様となりますので、そのお客様に対してプロフィールに飛んでいただく導線や保存を促すようなデザインが作れているかどうかも、フィードにおいては非常に重要になります。
3.リールで気を付けるポイント
そして3つ目が動画の設計部分になります。
先ほどインサイトの説明で、平均の視聴時間が14秒とお伝えしましたがそれでも非常に長い方です。
1分の動画の中でお客様から15秒時間を奪わなければいけないので、まずは前半に見どころのピックアップを持ってくること。
またそこからお客様が画像で見たいと思えばSUUMOに行き、動画で見たいと思えばインスタグラムに集まるので、「ルームツアーがスタートするよ」というそのスタートも出して見てもらうことが非常に重要になってきます。
そこから部屋全体を見せていくことで、間取り図を見せながらリビングや洋室の各部屋を全て映していくといった点も動画のポイントになります。
4.ストーリーズで気を付けるポイント
4つ目はストーリーズの活用です。
プロフィールの設計、画像編集、動画編集ができた後はフォロワーが徐々に増えてきますので、そのフォロワーに対してストーリーズという機能を活用していくことをおすすめします。
このストーリーズで一番重要なのは物件紹介をすることです。
先ほどお伝えした通り、エリア×賃貸、エリア×売買でお客様はこのアカウントに辿り着きますので、ストーリーズにインスタ限定情報を出しているかどうかが非常にポイントになってきます。
このストーリーズに無料の投票機能が付けられるのですが、投票機能を付け投票した人に対してDMを送ります。
ユーザーは投票したということを認識していますので、そのユーザーに対してアカウントからDMをるとそのように返信が来ます。
ここも他のインスタグラム運用代行会社様はお伝えしてないと思いますが、自社で活用するときはぜひストーリーズに物件情報あげ、投票ボタンを聞き、投票した人にDMを送るということもやってみると、意外とそのユーザーから反応がもらえることがお分かりになるかと思います。
5.Instagram運用をするうえで準備しておくべきこと
では細かい部分に入っていきます。
インスタグラム運用をする上で準備することは、まずは携帯での撮影をおすすめしています。
さらには最近のiPhoneの三つ目カメラ、広角カメラを使い、グリッド線を活用し、平行になるような撮影をおすすめしています。
ここも実際によくあることですが、撮った画像をパソコンやスマホに移すというのが結構大変な作業です。
ですので安くても良いのでエアドロップが付いているパソコンの購入をおすすめしています。
そうするとスマホで撮影したものを簡単にパソコンに送れ、運用手間を減らすことができます。
他には問合せが来たときに、どの物件に対する問合せなのか分かりにくくなってきますので、フォルダできちんと管理、整えておくのも非常に重要になってきます。
6.画像の撮影方法
撮影で気をつけるべき点ですが、インスタグラムで掲載できる写真が最大10枚のため、外観から眺望まで全てのショットを必ず撮るというところを押さえておいてください。
また、インスタグラムはSUUMOなどのポータルサイトと違い、合わせ写真は駄目となっていません。
ですので収納などは開けた状態で撮影すると「実際の収納は開けるとこのような形になってますよ」ということも伝えられ、ユーザーにとってわかりやすい画像になります。
7.動画の撮影方法
動画ルームツアーに関しては、間取り図を見て、実際にどう回ればルームツアーが1回で収まるかを押さえておくことが重要になります。
玄関を開け洋室に入り、最後は眺望までを撮影しに行く必要がありますので、適当に撮影するのではなく、どういう順番で撮影していけば全部が収まりきるかしっかり考えておく必要があります。
また部屋の中だけではなく外観、共用部分なども見たいお客様が多いので、ここの撮影も押さえておくこともおすすめします。
8.編集でお勧めのツール
撮影ができた後、どういったツールを使って編集していけばいいかというところですが、画像編集はCanvaというアプリがおすすめです。
Canvaはパワーポイントのように画像編集ができ、インスタグラム用の画像サイズも簡単に選択できます。
もう1つ、動画の編集に関しては、CapCutというツールをお勧めしています。
CapCutはスマートフォンのみ対応のアプリになりますが、移動中の編集が可能になりますし、インスタグラム用のリールサイズも簡単に選択できるため、この2つのツールを弊社としては推奨しています。
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