毎年恒例となっている「クソ物件オブ・ザ・イヤー」。
今年も11月16日から11月21日、多数のエントリーがありました。
(1ファンとして#クソ物件オブ・ザ・イヤー2020を観測)
現時点では受付は終了しており、↓の作品たちがファイナルノミネートへの進出を決めています。
#クソ物件オブザイヤー2020 まずはRT+FAVトップ20発表するよー!!!この作品たちはファイナルノミネートに進みます!おめでとウホホ!他に、全宅ツイ会員による推薦枠があるのでそれは後日また発表するウホ! pic.twitter.com/pSPV3G31km
— グリップ君/全宅ツイ (@kuso_bukken) November 22, 2020
これらに「全宅ツイ会員推薦枠」の作品が加わった上で、11月30日からの一般投票にて最優秀作品が決定されるという流れです。
受賞作品は12月18日(金曜日)にTwitterで発表とのこと。
クソ物件オブ・ザ・イヤーのイメージ
不動産関連に勤務、そしてTwitterを触っている…そんな営業担当であれば、十分に認知されていることでしょうが、一応、「今年から業界に入った」「ネットに触れる機会が無かった」という人のために簡単に触れておくと、この1年間のところで、発生した(話題になった)不動産プロジェクト全般の出来事について、140文字以内のTwitter1投稿に集約して振り返って記憶と記録に焼き付けつつ盛り上がろうといったニュアンスのアワード。
ヘンテコ間取りだけを称賛するのではなく、それが生み出された背景や建築した業者まで触れてみたり、粗相に使われた多目的トイレをアップしてみたり、再開発されたけど微妙な商業施設を持ち上げてみたり…傾向としては、深みと面白さにウエイトがあります。
実施団体は
実施しているのは、「全宅ツイ全国宅地建物取引ツイッタラー協会」。
毎年メディア露出が拡大していくにつれ、SPA!などの紙面やWeb掲載、書籍の刊行等々、マスにも広がり、不動産ツイッタラー以外でもご存じの方が増えてきた雑感です。
今年のオフィシャルサイト、
↓↓↓
「KBOY2020」
https://www.kusobukken.com/
トップ画は、「正直不動産」で話題の大谷アキラ先生。
「不動産屋さんの適当な遊び」にしては、力の入れ具合がどんどん拡大している雰囲気です。
薄い建物の再建も全宅ツイ
テレビ等でも取り上げられたため、ご存じの方も多いかもしれませんが、CAMPFIRE(クラファン)で目標金額500万円を調達し、(結果900万円まで支援金が伸びた)
「台風で倒れた"伝説のクソ物件"を再建したい!」
https://camp-fire.jp/projects/view/322310
このプロジェクトもスタートは昨年のクソ物件オブ・ザ・イヤーへのノミネートからでした。(再建を悪ふざけから実施しているのも、この全宅ツイの面々です。)
【ドリフうどん屋】
— なめ茸 (@c___i___b) November 16, 2018
台風24号により倒壊した杉並区高円寺の立食い蕎麦店。
台風の爪痕の象徴のように翌朝のTVニュースでも取り上げられるが、どちらかと言えばその薄すぎる敷地と“立て掛けただけ”のような佇まい、ドリフのセットのような倒れ様がお茶の間に印象を残す。
#クソ物件オブザイヤー2018 pic.twitter.com/Fb5GocOWAt
ヒトつぶやきが一気にバズって世間を駆け巡る可能性のあるクソ物件オブ・ザ・イヤー。
興味が湧いてしまった人は、公式アカウントの
グリップ君/全宅ツイ(@kuso_bukken)
https://twitter.com/kuso_bukken
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果たして今年は一体どの案件(作品)がクソ物件オブ・ザ・イヤーに輝くのか。
業界関係者としては、楽しく眺めてみることを推奨致します。