
地方に行くと綺麗な住宅に「For Sale」といった看板が立っているのを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
それを販売しているのが建売住宅販売の営業マンです。
建売住宅販売はバンバン売れるイメージがないため、暇そうにも思いますが、実際はどのような仕事内容なのでしょうか。
今回は建売住宅販売の
- 仕事内容
- 働くメリット・デメリット
- 年収
などなど、詳しくご紹介していきます!
建売住宅販売の仕事内容と集客方法
まず建売住宅販売には2種類あります。
- 自社物件を売る
- 他社の物件を売る
他社の物件を売るのは仲介領域に入るため、今回は「自社物件を売る」建売住宅販売を説明します。(系列で別会社を立ててるケースもこちらに含めます)
建売住宅販売の基本業務は、売る物件に張り付き(呼び込み)、お客さんがきたら物件の案内を行い契約を結ぶことです。
集客方法は主に
- 周辺地域へのチラシ巻きによる反響
- 現地販売(呼び来み)
のいずれかになります。
昔は飛び込み営業も行っていましたが、最近規制等々、厳しくなってきているため飛び込み営業はほとんどありません。
こうした泥臭い仕事も建売住宅販売の業務のひとつです。
建売住宅販売で働くメリットは?
建売住宅販売で働くメリットは「接客のあり方」を基礎からが学ぶことができます。
- 言葉使い
- 服装
- 姿勢
など、どの業界でも通用する「ビジネスマナー」「接客マナー」が身に付きます。イメージとしてはホテルのフロントマンが近いでしょう。
似たような業種で新築マンション販売があります。
新築マンション販売は「高級志向」なので、言葉使い・服装などをかなり厳しく求められますが、建売住宅販売の場合は高い接客レベルを求められません。
求められる接客レベル | |
新築マンション販売 | 高い |
建売住宅販売 | そこまでではない |
比較的、未経験からでも取り組みやすい業種ともいえるでしょう。
また数か月で現場が変わっていくので、色々なエリアを見る楽しさはあります。
デメリット
建売住宅販売のデメリットは「ノルマが厳しい傾向にある」ということです。
売上げの成績が悪いと、毎晩テレアポでお客様を集める場合もあります。
営業成績も物件次第の部分もあるため、知識がなく仕事ができない人でも案件次第でバンバン売れます。
当然逆もあって、知識が豊富・営業力も高い人が魅力のない物件を任されてまったく売れないというケースもあります。
また、物件を売ることだけにフォーカスするので、不動産業自体はあまり学ぶことはできません。
参考メリットもデメリットも新築マンション販売に似ています。
建売住宅販売の年収(収入)
気になる建売住宅販売の平均年収は400万円前後となります。
歩合率は高めで、建売物件を1件売って20万円~30万円がインセンティブ相場となります。
イレギュラーなケースですが、不動産仲介として手数料換算して、パーセンテージの場合もあります。(このあたりは会社によって異なるので割愛します。)
扱う物件が良ければ比較的売れていくため、月2件~3件契約できれば月収100万も十分に可能です。
トップセールスは年収1,200万円~となります。
建売住宅販売の主要企業
- 飯田ホームトレード
- オープンハウス
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まとめ
仕事内容 | 自社物件を売る/他社の物件を売る |
営業手法 | 建売住宅販売に興味ある方に接客 |
働くメリット | 高い接客スキルは不要 未経験でも取り組みやすい |
働くデメリット | 不動産業界を学ぶことができない ノルマが厳しい傾向にある |
年収目安 | 400万円~1200万円以上 |
主要企業 | 飯田ホームトレード、オープンハウス |