2027年完成予定の「TOKYO TORCH」、2021年6月に常盤橋タワーが完成し2023年にはトーチタワーが着工予定となるなか、三菱地所は2022年4月1日JTBと「地方創生に関する連携協定」を締結しました。
日本全国の魅力を発信する一大拠点として「TOKYO TORCH」を活用します。
TOKYO TORCHではこれまでも、大規模屋外広場「TOKYO TORCH Park」を活用したイベントを三菱地所が開催し、地方自治体や企業との協業をすすめ日本各地の魅力を発信してきました。
一方JTBは「交流創造事業」を事業領域として、全国に広がる観光事業者ネットワークを活用できる強みもあります。
今回締結した協定では次の3つのテーマを推進していきます。
- 地方自治体や地域の魅力と文化を発信する
- 地域との連携を図る企業と地方自治体とのマッチングのため、企業版ふるさと納税の利活用
- インバウンド需要の復活に向け、首都圏や地方誘客を含めた国際交流拠点として整備
具体的な取組としては夏以降に熊本市との連携イベントを実施します。熊本市の東京事務所はJTBが首都圏にておこなう観光プロモーション企画運営で連携しており、TOKYO TORCH Parkや常盤橋タワーを活用した第1弾として位置づけます。
また8月には、TOKYO TORCH内の「銭瓶町ビルディング(D棟)」1階に、三菱地所が47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」を開業します。
アナザー・ジャパンは「地方創生と学びの要素」を掛け合わせることにより、学生が商売を学び実践する機会を創る目的があり、「私たちがつくる、もうひとつの日本」をコンセプトにしています。
またアナザー・ジャパンへはJTBが年間スペシャル・サポーターとして参画し、さらに中川政七商店が培った製造小売事業や地域活性事業のノウハウも活かされることになります。
元記事はImpress Watch