東急リバブルは初めての試みとなる「分譲戸建ての集約型販売拠点」を開設すると5月12日発表しました。開設するのは「東急リバブル・銀座サロン」の名称で5月14日オープンです。
ウェビナーやオンライン商談が普及し、必要な物件情報をモデルルームに来場する前に収集できるようになりました。そのため物件見学においても、たくさんの物件のなかから希望する住まいに近い物件を選択したい、といったニーズが多くなると判断し、デジタル技術の応用により1つの拠点で複数物件を体感できるようにするのが「東急リバブル・銀座サロン」の役割です。
「東急リバブル・銀座サロン」内には、室内空間を3DCGで再現する「バーチャルシアター」を配置します。VR内覧システム「ROOV」の活用により室内移動を再現、階層ごとの眺望を投影することにより入居後のイメージがよりリアルに体感できるようになります。
さらに「東急リバブル・銀座サロン」エントランスではAIアバターによる出迎えが行われ、来店客との会話による予約確認と商談コーナーへの誘導を実施します。
商談コーナーには専門スタッフによるオンライン相談が提供できるよう、オンライン専用ブースも設置します。
「東急リバブル・銀座サロン」で販売する物件は、分譲マンション「ルジェンテ」シリーズの物件と販売受託する分譲マンションや一戸建て住宅になります。
集約型販売拠点の開設により、これまで必要だった販売センターやモデルルームが不要になり、販売経費の圧縮を図るメリットも生まれます。
この試みにより他の事業者に対してもデジタル化された販売促進店舗のメリットが理解されると、同社にとっては分譲物件の販売受託が増加し、事業者にとっては販売経費の削減効果を実感することになります。
不動産仲介業にとっては新たなビジネスモデルともいえ、今後の反響に注目です。
なお「東急リバブル・銀座サロン」は完全予約制となっており、所在地は東京都中央区銀座1-8-19 キラリトギンザ8階、東京メトロ「銀座一丁目」駅より徒歩2分、または「京橋」駅より徒歩3分です。
元記事はR.E.port