マンションの一括査定サイト「マンションナビ」を運営するマンションリサーチ株式会社は、物件を探すユーザーが直接物件を扱う不動産会社のサイトへ誘導できるサービスを提供するシステムを開発しました。
不動産会社は集客のためポータルサイトに物件を掲載しますが、掲載するには直接入稿するかコンバーターを介した入稿が行われています。物件価格の変更など更新があった場合は都度更新作業が必要であり、リアルタイムで最新情報をサイトユーザーに届けることができませんでした。
開発したシステムはスクレイピング(クロール)技術を活用したもので、各不動産会社は自社のサイトに物件を掲載しておくと、リアルタイムでマンションリサーチが運営するサイトに共有され、不動産購入検討者へ物件を提案することができます。
このシステムを利用すると不動産会社には次のようなメリットが生まれます。
・購入検討者からの問い合わせが増加
・自社の認知度が高まる
・複数社への同時問い合わせが減り、自社サイトからの問い合わせが増える
・自社サイトにアクセスがたまり、リターゲティングなどの広告運用ができる
取り扱う物件は
・マンション
・土地
・戸建
であり、新築・中古問わず全国の物件が対応可能です。
これまで不動産会社の独自サイトはアクセス数を伸ばすため、SEOを意識したサイト運営・作成を常に試みGoogleやYahoo!などからの自然検索流入を図るか、リスティング広告やディスプレイ広告などの活用によりコストをかけてアクセスを増やす必要がありました。
しかしこの取り組みは不動産会社の独自サイトにアクセスが集まりやすい仕組みになっています。
マンションリサーチは今後の展開として、より多くのユーザーに適した物件情報を提供し、不動産会社の独自サイトの活性化につなげたいとしています。
同社サイトには不動産購入検討者が5万人ほど会員登録しており、ユーザーと物件のマッチング精度を高めさらに不動産購入を検討するユーザーの集客を徹底することにより、不動産会社の独自サイトの活性化の一助になると期待しています。
元記事はPR Times