米国の住宅事業

6月9日、積水ハウスはアメリカの一戸建て住宅の事業会社4社を買収すると発表しました。

買収するのはチェスマー・グループ傘下の企業であり、買収額は日本円で約690億円(約5億1,400万ドル)となります。積水ハウスは同事業を核として2025年度には、1万戸程度の住宅を海外で供給できる体制を整えるとしています。

アメリカでは人口増加がつづいており住宅需要は旺盛といい、海外事業の牽引役になると位置づけています。

買収する事業会社は住宅事業部門のチェスマー・ホームズと、住宅ローンや保険を担当する企業など4社であり、7月1日に2社の全株式を12月30日には残り2社の全株式を取得する予定です。

チェスマー・グループはテキサス州で事業展開しており、2021年度の引き渡し戸数は約2千戸でした。テキサス州を含むアメリカ南部は住宅着工件数の約半分を占め、アメリカにおける事業を成長させる基礎になると考えられているようです。

すでに積水ハウスはウッドサイド・ホームズ・カンパニーを2017年に買収しており、アメリカにおける戸建事業の強化に着手しています。2021年に買収した企業を含めアメリカ西部での事業基盤を固めてきましたが、チェスマー・ホームズの買収によりアメリカ最大の市場である南部に事業展開する契機となるようです。

アメリカでの住宅事業展開のキーとして「シャーウッド」を位置づけており、耐震性能や耐風性能に加え設計の自由度が高く、地震の多い西部とハリケーンや洪水の多い南部での需要を見込んでいます。

日本のハウスメーカーの海外事業については、大和ハウス工業が2021年度にアメリカにて約4,500戸の供給を行っています。積水ハウスは今回の買収により5,500戸程度となり大和ハウス工業を上回る公算が大きくなってきました。

今後は2025年度までにアメリカで7,000戸、そしてオーストラリアなどを含む海外で10,000戸を目指す方針です。

一方大和ハウス工業も2026年度までにアメリカで10,000戸の供給を目指しており、アメリカにおける日系ハウスメーカーのシェア争いが激化すると思われます。

元記事は日本経済新聞

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