不動産投資サイト「楽待」の運営を行う株式会社ファーストロジックは、楽待において行った投資用不動産市場調査の結果を公表しました。2022年4月1日~同年6月30日の期間に「楽待」に掲載された全国の物件にもとづいています。
結果のポイントは次の3つになります。
1.1棟アパートやマンションおよび区分マンションの価格が上昇したことにより、平均利回りが低下した
2.1棟アパート価格は2四半期連続で上昇となり、集計開始した2012年から過去最高額となった
3.区分マンションは3四半期連続で下落していたが、平均1,700万円台に上昇した
1棟アパートの平均価格は7,389万円と過去最高を記録し、1棟マンションは前四半期より1,224万円上昇、2021年10~12月期からの推移では横ばいとなっています。
区分マンションは2021年4~6月期以来となる1,700万円台を記録し、3四半期下落がつづいていましたが上昇に転じ利回りが低下となりました。
投資物件全種別で価格が上昇したのは2021年4~6月期以来1年ぶりとなり、今後も上昇がつづくのかあるいは反落するのか注目ですが、現在日本は金利安・円安と海外投資家の視点においても不動産投資環境が整っていることは指摘できます。
現在の金融緩和政策は来春まで維持される見通しもあり、実需と投資の価格推移について目が離せません。
元記事はPR Times