不動産は今が売り時との回答が81.4％～「ノムコム」アンケート調査

野村不動産ソリューションズ株式会社は、運営する不動産情報サイト「ノムコム」会員を対象としたアンケート調査の結果を公表しました。

調査のテーマは「住宅購入に関する意識」であり23回目となります。7月15～31日の期間に実施し有効回答数は2,289人でした。

設問1は今後の不動産価格についてでしたが結果は以下のとおりです。

• 上がるとの予想が35.7％（前回調査比＋4.3％）
• 下がるとの予想は23.5％（前回調査比－0.6％）
• 分からないは10.9％（前回調査比－2.0％）

「上がる」と予想する根拠は「資材・人件費高騰」「金融緩和」に「世界情勢」「円安」が多くみられました。

「下がる」と予想する根拠は「全体として下がり、立地条件の良いところだけが上がる」あるいは「購入条件が厳しくなり、条件にあわない物件が多数出回り値下がりする」との見立てです。

設問2としては「売り時感」について尋ね、結果は『売り時だと思うが81.4％（前回調査比＋2.8％）』となりました。

根拠は次のとおりです。

• 不動産価格の上昇が77.4％（前回調査比0.0％）
• 好条件での売却が期待できるが53.3％（前回調査比＋0.6％）
• 低金利で購入しやすい24.5％（前回調査比＋5.1％）

設問3は「買い時感」について尋ねました。

「買い時と思う」と「どちらかといえば買い時」との回答が31.4％（前回調査比－1.0％）となりました。その理由は次のとおりです。

• 住宅ローン金利が低水準が62.0％（前回調査比－6.3％）
• 今後は不動産価格が上がるが50.3％（前回調査比＋12.3％）
• 今後、住宅ローン金利が上がるが40.9％（前回調査比＋13.5％）

設問4は「環境に配慮した住宅・住まいづくり」についてでした。

「関心がある」との回答は76.9％におよび非常に関心が高いことが明確になりました。環境への配慮を取り組んだ商品・サービスについて「利用・購入したい」も82.8％となり環境問題に関する認知度や意識の高いことが分かりました。

元記事はR.E.port