大和ハウスグループのマンション管理会社、大和ライフネクスト株式会社は他社が利用することもできる「孤立死対応マニュアル マンション管理会社版」を公開しました。同社ウェブサイトで一般公開し他社や他社物件でも活用できるようにします。
孤立死に関して同社は専属研究機関「マンションみらい価値研究所」が実施した調査結果に基づき、孤立死マニュアルの作成をしました。
「マンションみらい価値研究所」の調査は2021年7月に実施され、同社勤務の管理員やフロント担当者約1,700人から回答を得、11%の担当者が孤立死の対応経験があることがわかりました。
孤立死の対応では「どう動けばいいかわからなかった」や「準備や心構えができていればよかった」などの声が多く上がっていたそうです。
同マニュアルでは孤立死の未然防止と発生後の対応方法など、管理業務における日常でのポイントや事後の行動様式についてまとめました。
当初は社内資料としていたものですが、孤立死の社会的な課題や問題の大きさから、一般公開が望ましいと判断したものです。
孤立死を未然に防ぐポイント、早期発見のポイント、発見時の具体的な対応方法を提示し、孤立死対応を実際に経験した担当者のコメントも多数掲載されています。
さらに管理組合への提案や、相続を含めた各種手続きに関するフローについても、図解によりわかりやすく解説されています。
元記事はR.E.port