不動産情報を発信するアットホーム株式会社は、インターネットによるアンケート調査「住宅購入のプロセス&マインド」の結果を発表しました。
調査対象は過去2年以内に自己居住用に住宅を購入した、21~49歳の男女1,200名で調査期間は2022年7月1~4日です。
購入住宅の平均価格は4,428万円(新築マンション)、3,162万円(中古マンション)、3,938万円(新築一戸建)、2,498万円(中古一戸建)の結果でした。
重視した設備や仕様は次のとおりです。
新築マンション | 新築一戸建 | 中古マンション | 中古一戸建 | |
1位 | 宅配ボックス | 食器洗浄乾燥機 | 宅配ボックス | トイレ2か所 |
2位 | シューズインクローゼット | トイレ2か所 | ||
3位 | シューズインクローゼット |
一戸建てにおける「トイレ2か所」は、テレワークの普及が影響しているようで、仕事部屋のある2階にもトイレがほしい、あるいは家庭内感染を防ぐためなどの理由が目立ちました。
また新築マンション・新築一戸建ともに「シューズインクローゼット・大きい靴箱」が上位にランクインすることも注目です。
住宅を購入するさいにインターネットで見た物件数、および訪問した不動産会社数について、もっとも多い回答は以下のとおりでした。
新築マンション | 新築一戸建 | 中古マンション | 中古一戸建 | |
物件数 | 5件 | 0件 | 6~10件 | 6~10件 |
会社数 | 1社 | 2社 | 1社 | 1社 |
購入した時点で「売却・貸出を見すえていたか?」の問いに対しては、新築マンションは60.1%、中古マンションは46.1%が「はい」と回答しました。
「売却・貸出を見すえていた」検討者に重視したポイントを訪ねた結果は以下の回答を得ました。
・部屋の広さや間取り:54.4%
・戸建の階数やマンションの所在階:35.8%
・築年:32.4%
「売却や貸出にあたって不安に感じること」については、以下の回答がありました。
・希望する金額で売却や貸出ができるか:43.7%
・信頼できる不動産会社がみつけられるか:42.3%
元記事はR.E.port