不動産情報の指定流通機構(レインズ)11月分活用状況が公表されました。
新規登録は36万311件と前年同月比マイナス9.5%となり11か月連続の減少です。前月比も3.1%減となり、成約報告件数は4万3,490件でこれも前年同月比4.3%マイナスで2か月連続です。また前月比は5.5%減少し3か月ぶりのマイナスとなりました。
総登録件数は88万2,895件となり前年同月比2.4%増加し、16か月連続のプラスになっています。前月比は2.5%増となり前月が6か月ぶりのマイナスでしたが、再びプラスに転じています。
売り物件と賃貸物件の新規登録件数はそれぞれ前月比マイナスとなっており、売り物件は32か月のマイナス、賃貸物件は9か月連続のマイナスです。前月比では売り物件・賃貸物件とも3か月ぶりにマイナスとなっています。
成約報告件数は売り物件が17か月連続のマイナス、賃貸物件は8か月ぶりのマイナスとなり、前月比では売り物件・賃貸物件とも3か月ぶりのマイナスです。
総登録件数は売り物件が32万7,393件と6か月連続のプラスで前月比でも7か月連続のプラスとなっています。賃貸物件は55万5,502件と前年同月比では3か月連続のマイナスですが、前月比ではプラスに転じました。
取引態様は新規登録売り物件専任媒介が34.4%、新規登録売り物件売主が30.7%となっています。売り物件の成約報告に関しては、専任媒介が54.7%専属専任媒介が17.1%を占めています。
元記事は新建ハウジング