JR横浜線と小田急線が交差する東京都町田市「町田駅」周辺で再開発が検討されています。
小田急町田駅西口付近では西友町田店を含めた0.49haを対象に、森野一丁目南地区市街地再開発準備組合が2021年7月に立ち上がり協議が進められています。
東京都住宅供給公社は「森野住宅」(11棟432戸)の建替えを目指し基礎調査を行っています。
町田市は2022年12月に「森野住宅」を含めた区域約5.5haを対象とした「森野住宅周辺地区まちづくり構想」を策定しており、すでに2021年8月から同地区の建物所有者や地権者を対象とした勉強会の開催とアンケートを実施し、商業施設を集積させた魅力ある街づくりの検討を行っています。
街づくりのコンセプトは「NEW MORINO」とし、多摩都市モノレールの延伸による原町田大通りの高い利便性が期待され、「住む・暮らす」「にぎわう・満たす」「過ごす・憩う」「防災」「交通基盤」といったキーワードにもとづいた視点で、市街地整備の方向性を探っています。
2023年度以降、地権者による街づくり勉強会の開催と、各関係者・機関との整備手法やスケジュール調整を進めていきます。
元記事は建設通信新聞