埼玉県越谷市に本拠を置き、埼玉県・千葉県・東京都で住宅事業を展開する「ポラスグループ」は、同グループが手がけた複数のプロジェクトが2022年度グッドデザイン賞を受賞し、さいたま市で開発した『結美の丘/全54邸』がグッドデザイン・ベスト100に選出されたことを発表しました。
『結美の丘/全54邸』は2012年に販売開始され、分譲地内において計画的に緑化空間を配置し、街としてのコミュニティの形成・成熟を図り経年美を実現させたプロジェクトです。
さいたま市初の景観協定にもとづき各戸は道路・緑道からセットバックされ、付属建物の制限と樹木・植栽などの緑化基準が定められました。
さらに54戸の住宅が配置された街には、住民専用のフットパスと広場が設けられ、外周道路沿いにはグリーンベルトが、街のメインゲートには広場が設けられています。
これらの樹木や植栽の維持管理を住民全体で行い、事業者であるポラスグループとNPO法人が活動を支援する体制が作られました。
グッドデザイン・ベスト100への選出は、住民と事業者が一体となってコミュニティ形成を図ってきた開発事例として評価されたものです。
元記事は鉄道チャンネル