法律ポータルサイトを運営する弁護士ドットコム株式会社は、自社が提供するWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」と、株式会社いえらぶGROUPが提供するクラウド型不動産管理及び業務支援システムの「いえらぶCLOUD」が業務提供したことを発表しました。名称を「いえらぶ電子契約」とし、本業務提携による業務に与える影響は軽微としました。
画像はPR TIMESより
クラウド型契約大手サイト二者の提携は、不動産管理会社と入居者間における契約を、いえらぶ電子契約上ですべて完結することが出来るはこびとなっています。具体的に、契約状況を確認したり忘れないようにリマインドするなどの契約以前の付加価値や、契約後のファイルの格納に至るまで、賃貸借契約手続きのあらゆる業務がオンラインにて一括で完了することが出来ます。
二者が連携を行った背景としては、今年5月にデジタル改革関連法が成立したことに伴い、これまで書面による書き出しが義務化されていた不動産賃貸における賃貸借契約や重要事項説明の電子化推進が可能となったことが挙げられます。また、駐車場契約や賃貸契約の更新及び退去に留まっていた電子化の範囲が急速に広がっていくものとみられ、これを機にいえらぶCLOUD及びクラウドサインが連携することで、施行に合わせて電子契約の準備を行ってきた不動産仲介の企業が有効に活用できます。