株式会社オープンハウスグループは販売する戸建住宅に、再生可能エネルギー電力を提供するプランを開始すると発表しました。
オープンハウスグループの子会社が展開している生活支援サービス「おうちリンク」提供の電力を、100%実質再エネに切り替えて首都圏の戸建住宅へ10月から販売します。
再エネ電力は中部電力と大阪ガスの出資による、株式会社CDエナジーダイレクトから調達し、CDエナジーダイレクトは非化石証書を購入する方式により、住宅から排出されるCO2を実質ゼロにする仕組みになっています。
オープンハウスグループの既存客でおうちリンクを利用しているユーザーは、自動的に供給される電力が再エネ電力に切り替わります。
CO2などの温暖化ガス排出量は、自社だけの排出量だけではなく、事業活動に関係するすべての排出量を合計する「サプライチェーン排出量」を評価しています。
オープンハウスは2030年度に「スコープ1」と「スコープ2」の排出量を、2018年度比で46%削減させる目標を掲げており、本年4月には戸建住宅に対し太陽光発電設備の定額利用サービス開始しました。
今後はサプライチェーン全体の排出量「スコープ3」の削減についても対応を図っていきます。
元記事は日本経済新聞