大阪市に本拠地を構え、賃貸マンションブランド「スプランディッド」シリーズの企画・開発を手がける「信和不動産株式会社」が神戸市中央区下山手通2丁目のM-1スクエアビルを購入した旨を発表しました。
M-1スクエアビルは、神戸市営地下鉄「三宮」駅西出口3地下通路で直結しており、JR三宮駅西口より徒歩5分というアクセスに恵まれた好立地です。また1988年3月にオープンした東急ハンズ三宮店が、閉館する2020年12月31日までの32年間テナントとして入居し出店していたビルとして地元では多くの人に親しまれてきました。
三宮地区は、JR西日本・神戸線の「三ノ宮駅」を始め、阪急線神戸や神戸市営地下鉄の乗り換え地点となっており、各社線とも兵庫県内で最も利用客が多い駅です。新幹線で新神戸駅から市街地にアクセスする際、多くの場合三宮を経由するなど、大都会神戸の玄関口とも言えます。それゆえ、M-1スクエアビルは観光やビジネスの拠点として用途の多い非常価値の高い物件と言えます。
さらに三宮地区は近年発表されてから続々と進んでいる神戸市の都心・三宮の再整備プロジェクトのメインエリアとなっており、これまでに自治体や鉄道各社、有権者を交えた再開発が行われています。
さらに2018年には構想に基づく『神戸三宮「えき≈まち空間」基本計画』が神戸市によって取りまとめられています。
基本計画において核となっている施策が「三宮クロススクエア」の整備であり、駅南北にまたがるエリアを5つにゾーニングした上で、地上レベルの移動を最適化し沿道建築物と一体化した歩きやすい空間を段階的に整備するというものです。
この計画により、駅北部の地区はこれ以上に多くの市民から愛されるエリアとなると考えらえます。
また、基本計画のもう1つの目玉となっているのが、都市再生事業として進んでいるバスターミナルビルの建設です。
このM-1スクエアでは、世界へ貢献する国際都市神戸としてますます発展に繋がっていくこれらの開発にさらに大きく貢献できるサービスの提供が期待されています。