総合デベロッパー大手の三井不動産は10月15日、大阪府門真市松生町にある旧パナソニック工場の跡地において「(仮称)門真市松生町商業施設計画」の着工を発表しました。
かつてパナソニックの工場が所在した広大な跡地を再活用し、商業施設や分譲住宅、倉庫型の店舗、オフィスの4つの街区によって形成される大規模な複合街づくり型開発事業です。4つの街区のうち、商業施設街区の建築工事から着手し、順次他の街区についても開発を進めていく予定です。
画像はトラベルWatchより
延べ床面積が約19万6800㎡、店舗面積が約6万6300㎡と非常に大規模な開発となる予定で 、4階建ての商業施設に併設される駐車場には約4300台の車が収容可能となる見込みです。なお誘致するテナント数は約250店となっています。
施設のエントランスとなる広場には自然を感じられる植木などを設置し、周辺の環境と一体化させるデザインとなります。また広大な中庭(アトリウム)にはイベントスペースを整備することで、多種多様なイベントが実施できるよう計画しています。屋上部分などを利用した屋外広場の設置やエレベータにおける非接触ボタンなどの非接触型システム導入といった、感染症拡大によってもたらされる新しい生活様式にも対応した施設計画を積極的に進めるとしています。
なお商業施設の開業は2023年春を予定しています。