ソフトバンクグループが出資する南米コロンビアの不動産スタートアップ、ハビは同業のメキシコ企業を買収したと発表しました。不動産ハイテク企業の間で注目が高まっているメキシコで、不動産テック企業としては最大の住宅用不動産バイヤーとなります。
元記事はBloomberg
ハビが買収したのはオンライン市場プロピエダデス・ドット・コムと不動産仲介業者トゥ・カントンの親会社OKOLの2社となっています。買収額は明らかにされておらず、同社は既にメキシコ市で事業を展開していましたが、同社にとって初となる今回の買収によってメキシコ国内の全域が事業の対象地域となります。
共同創業者のブリン・マクノルティー・ロハス最高経営責任者(CEO)はインタビューで、「われわれは統合してメキシコ最大の住宅用不動産バイヤーになる」と語りました。
ハビは昨年6月、ソフトバンクGを中心とするシリーズB資金調達ラウンドにおいて1億ドル(現在のレートで約114億円)を集めました。タイガー・グローバル・マネジメントや8VC、ホームブルーも参加しました。マクノルティー氏は新たな増資を短期的には計画していないと述べています。