東急不動産は今後展開する新ブランド「COERU(コエル)」の概要を公表しました。
「COERU」はオフィスや商業の用途を限定しないコンパクトビルで、延床面積500~1,000坪、基準階床面積は30~100坪前後とし、1フロア1テナントとする予定です。展開するエリアは東京都心部と準都心部で、1棟目は渋谷区に鉄骨造と木造のハイブリッド構造の「COERU SHIBUYA」を現在進めています。
外装とエントランスに木材を使用し、東急不動産ホールディングスグループが取り組むSDGsの1つ、適切な緑地面積の確保や木材使用による環境負荷低減をデザインとして表現しています。
さらに再生可能エネルギーの積極的活用を図り、4月に業務提携した株式会社再生建築研究所の「再生建築手法」も取り込む予定です。
その他一部の物件には入居者ニーズにフレキシブルに対応するフロアーメニューを提供、具体的には「内装付」や「内装家具付」のオフィスを導入します。
今後は屋上テラスの付いた物件や、オープンパントリーの付いたオフィスも計画予定で、オープンかつフラットなオフィス空間により、建物全体でのコミュニケーション誘発効果を期待しています。
1棟目の「COERU SHIBUYA」では幅広いニーズに対応できるよう、オフィス・来店型オフィス・店舗・サービス店舗などが選択でき、会議室やフォンブースの設置、家具をセットしたフロアなども用意されます。
「COERU SHIBUYA」へのアクセスは渋谷駅から徒歩6分と利便性がよく、渋谷ソラスタに隣接します。
【「COERU SHIBUYA」建築概要】
敷地面積:174.56m2
延床面積:1,408.19m2
構造規模:鉄骨造一部木造地上13階
特 徴:木材と鉄骨をラチス状に組んだハイブリッド耐震システムが採用され、特徴のあるファサードになります。
【今後の展開予定】
(仮称)渋谷1-3計画(渋谷区、約350坪、22年度竣工)
(仮称)芝五丁目計画(港区、約450坪、23年度竣工)
(仮称)太子堂一丁目計画(東京都世田谷区、約650坪、23年度竣工)
他4物件の計画
元記事はR.E.port