不動産営業を辞めたいと思った瞬間【あるある】

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こんにちはミカタ株式会社の荒川です。

不動産営業マンであれば誰しもが必ず一度は「辞めたい」と思ったことがあるのではないでしょうか?

私は中堅デベロッパー、大手売買仲介を経験してきましたが、現役時代は「辞めたい・・」と考えるタイミングが非常にたくさんありました。

本記事では不動産営業マンがどんな時に「辞めたい!」と思うのか(あるある)をご紹介させていただきます。

▼執筆者情報▼

不動産営業を辞めたいと思った瞬間【あるある】

上司の理不尽なパワハラ・モラハラ

まず真っ先に「辞めたい」と思うのが、上司の理不尽なパワハラやモラハラです。

以下は私が現役時代に上司から言われた理不尽な言葉の数々です。

  • 客とメールなんかしてるんだったらチラシを撒いてこい!
    (お客さんとやり取りしないでどうやって契約するのかな?)
  • 数字あがんねーのはおめーの人間性の問題だ!
    (問題あるかもしれないけど、入社1ヶ月で何もわからないから教えてほしいんだけど、、)
  • 気合と根性がたりねーんだよ!
    (それは申し訳ない。ただ具体的にどこに気合と根性を注げばいいのかわからないんだよね、、)
  • 先月数字やったからって調子乗んじゃねーよ、今月まだタコだぞ!
    (おっしゃる通りだけど、まだ月初3日だよ?)

ニュアンス違えど、不動産営業マンであれば、一度は理不尽なパワハラを経験されているのではないでしょうか。

これは個人的な主観ですが、不動産営業の上司は数字がめちゃくちゃできる人が多いです。

そしてそのまま出世するため、マネジメントや人の気持ちを汲み取れない方が多いような印象を受けます。

そのため悪気はないものの非常に理不尽かつ、根性論での叱責や詰めが多くなります。

ただ、上司は営業マン側で選ぶことができません。

一定数こういった上司がいるのは受け止めなければいけないものの、理不尽なパワハラがあると不動産営業マンが「辞めたい」と思ってしまいます。

休みがまったくないとき

不動産営業の場合、お客様の時間帯に合わせて営業活動を行わなければいけないため、休みがほとんどありません。

  • 夜10時からしか商談できないお客様
  • 土日しか連絡が付かないお客様

など。

私も現役時代は休日でもチラシ巻きをしていたのでほとんど休んだ記憶がありません。

こうしたコツコツした営業活動が数字に繋がるのは言うまでもないのですが、メンタル的に弱っているときは、「なんで休みの日までこんなことを・・」と考えて辞めたくなってきます。

また友人や家族との約束を安易に入れることも出来ず、なかなか息抜きの時間がないというのも辞めたくなる要因です。(あるあるです。)

数字があがらなくて給与が少ないとき

不動産営業は「基本給が低く」「歩合が高い」ことが一般的です。

先述した通り、残業・休日出勤は当たり前なので、数字があがらないときに時給換算すると最低賃金をはるかに下回る金額になる場合も珍しくありません。

そのため、労働時間に対して収入が割にあっていないと判断して辞めていく営業マンもかなり多くいます。

お客さんに迷惑をかけたとき

不動産営業マンの中には「お客さんに迷惑をかけてしまったから」という理由で辞めるケースも少なくありません。

多くの場合は、自分のミスでというより、会社の方針・指示が原因となっています。

今月の数字を追うあまり、お客さんにとって必ずしもベストといえない状況で契約まで持っていくのを強要してくるケースもあります。

サラリーマンなので我慢しなければいけない部分はありますが、といっても限度があるもの。

詳細は割愛しますが、不動産取引はお客さんの人生に大きく影響を及ぼします。

その大きな取引でベストな提案ができなかったことに責任を感じ退職した方もいらっしゃいます。

本来あってはいけない問題です。

将来を考えたとき

上記の4つに関連しますが、不動産営業は稼げる可能性はあるものの、

  • 残業・休日出勤は当たり前。
  • 上司からの詰めは理不尽
  • 売れないときの給料は薄給

など、将来を考えたときに、このままでよいのだろうか?と考えてしまいます。

私も不動産仲介の現場を離れた大きな要因のひとつに、家族の存在があります。

そのとき子供ができたのですが、今のままでいいのだろうか・・と考えてすぐに退職を決意しました。

不動産営業を辞めたいと思った場合は転職も検討

不動産営業を辞めたい時と思った時には当たり前ですが、転職をせざるを得ません。

その際に選択肢に上がるのが下記の6パターンです。

  1. 不動産業界と違う業界へ転職
  2. より歩合率の高い他社へ転職
  3. 昔の上司が独立するタイミングで一緒にくっついていく
  4. 共同仲介をした他社から引き抜かれる
  5. 社内で出世を目指す
  6. 自身で独立

不動産業界が好きであれば、他社に転職したり、歩合を求めたり。

この業界はもうこりごり、というのであれば、全く違う仕事につくことも珍しくありません。

詳しくは不動産営業のキャリアプランはどんなものがある?【6パターン紹介】で紹介していますので、今まさに辞めたいと思っている方や、転機かなと感じている方は是非参考にしてください。

ちなみに私は不動産業界が好きなので不動産テックへ転職しました。

※不動産実務経験者は現場を知っているため、不動産テックでは非常に重宝されます。

不動産業界の転職におすすめのサイト

もし現在不動産業界への就職・転職を検討しているのであれば、業界特化の求人エージェントがおすすめです。

業界特化のサイトであれば、大手求人サイトにはない「非公開求人」や業界を熟知した担当者からのアドバイスを得ることができます。

本サイトでは「実績」「評判」「業界への理解」から、下記の2つの求人サイトをおすすめしています。

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スマホで気軽エージェントとやりとりできるので、ストレスなく転職活動が実現できます。

※資格なしでも”不動産業界に興味があれば”転職をサポートしてくれます。

TAKU-TEN(不動産専門)

不動産関連の資格を保有している場合はTAKU-TENがおすすめです。資格保有者の強みを活かして転職をサポートしてくれる点が特徴で、ニッチな資格が活かせる求人も多数紹介してれくれます。

不動産の資格が他業界で活かせるケースもあるので、そういった事例などの紹介も行ってくれます。

資格保有者で転職を少しでも考えている方はTAKU-TENに相談してみましょう。

不動産業界に特化した転職サイト・エージェントは下記のページでまとめています。

不動産業界特化の転職サイト・エージェントおすすめ5選

まとめ

不動産営業マンが辞めたいと思うときいかがでしょうか?

今もし辞めたいと思っているのであれば、思い切って辞めてみるのも選択肢のひとつだと私は考えています。

個人的には現役時代に学んだことは転職先である不動産テックで非常に役に立ちましたら、今の会社でも十分に応用できています。

辞める辞めないという決断もそうですが、もし今不動産営業をしていて、辛い状況なのであれば、自分の向き不向きとしっかり向き合ってみることをおすすめします。

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