不動産業務支援システムおすすめ10選まとめ｜選び方あり

不動産の仲介業では、契約成立までお客さんとコミュニケーションをとりながら、物件の契約書やお客様の個人情報などを取り扱い、そして日々の業務としてのチラシの作成・配布、物件情報入力やポータルサイトの掲載など同時進行で進めなければならない業務が多々あります。

お客様との時間を取り、他の業務もスムーズに進めていくためには、手間をかけず効率的に仕事を回していかなければなりません。

今回は日々の業務を手助けする不動産業務支援システムでおすすめの10選を紹介します。

記事の後半では不動産業務支援システムの選び方も紹介いたしますので是非参考にしてください。

不動産業務支援システムでできること

不動産業務支援システムとは不動産全般の業務に関しての様々な作業を効率化することができるツールです。

多くの不動産業務支援システムが

• 顧客管理
• 書類作成
• 物件情報の登録

などの機能を有します。

その他、間取りやチラシの作成や顧客への追客機能(ステップメール機能)を備えたシステムがあり、各社の商品ごとに様々な特徴があります。

また売買と賃貸のジャンルによっても製品の相性があり、自社の業務に沿ったシステムを導入するために事前調査が大切です。

不動産業務支援システムおすすめ10選まとめ

1．売買名人

株式会社ダンゴネットが提供する『売買名人』は、顧客管理から契約書出力、精算管理までこの一括して対応でき、チラシ作成や収益物件管理にもおすすめなシステムです。

物件情報管理では、オプションでレインズからダウンロードしたデータを直接読み込むことができ、物件登録の手間も省くことができます。

2．売買革命　【資料あり】

日本情報クリエイト株式会社が提供する『売買革命』は、段階的に追客・フォローが出来るステップメールやマイページ機能も付いており、お客さんに動きがあったタイミングで逃さずアプローチすることが可能です。

また、CSVで物件データを取り込んだり、ポータルサイト連動もされているので物件情報入力の手間も省け業務効率化にも効果的です。

3．BMS-Cloud

株式会社レックアイが提供する『BMS-Cloud』は、顧客管理、物件情報管理、契約管理の中で必要な機能だけを絞り込み組み合わせて利用できる業務支援システムです。

物件情報を一括入稿する『Auto Writer』機能や、反響メール自動登録機能を使うことで作業時間が大幅に短縮も可能です。

4．ESいい物件One 売買　【資料あり】

株式会社いい生活が提供する『ESいい物件One 売買』は、SUUMO・HOME’S・アットホームなど、主要ポータルサイトを含む全4サイトへの一括出稿が可能で事務コストも削減可能。

また、ESいい物件One ウェブサイトと連動とも連動しているので自社サイトで物件広告を打つこともできます。他にもレインズの事例データ取込み機能により手軽に査定書が作成でき、本格的な価格査定書も作成できるなど機能のバリエーションも豊富です。

5．マルチユース　【資料あり】

武蔵株式会社が提供する『マルチユース』は7ポータルサイトへの転送が可能で、ポータルサイトごとにメイン画像も選べます。他社との差別化、効果測定、ポータルごとの強みを活かす、など、ポータル掲載の効果を最大限に引き出す工夫を随所に凝らしています。

また、「周辺環境マスタ」があり、予め写真と施設名称、所在地を登録できます。物件登録時には、入力した住所に近い施設を候補として表示し、チェックすればそのまま登録できるなど作業効率もアップしそうですね。

6．イエセレクト

株式会社クリエイティブ・ウェブが提供する『イエセレクト』は、販促物や間取り、ホームページの作成機能が付いた業務支援システムです。

間取り作成機能は予め豊富なパーツも用意されており、色味の変更、豊富なテクスチャからお好きな柄を選ぶ事も可能です。

また、めやす賃料自動計算が付いており、お客様が一番気にされている費用を瞬時に自動で計算することができます。

7．＠dream-Light

リングアンドリンク株式会社が提供する『＠dream-Light』は、パソコン初心者でも扱えることをコンセプトに開発されたシステムで操作がシンプルで簡単なのが特徴です。

チラシはデータベースから簡単に2面、4面、8面と作成することができます。間取図、画像挿入もワンタッチで行え、デザインテンプレートを使用してこだわりのチラシが作成できます。

また、イチオシ物件、成約物件、新着物件など最新情報をTwitter、Blog、YouTubeへリアルタイムに配信できます。「活きている」物件情報として投稿が可能です。

8．いえらぶCLOUD　【資料あり】

株式会社いえらぶGROUPが提供する『いえらぶCLOUD』は契約管理の機能こそありませんが、それ以外は網羅された充実した機能が特徴のシステムです。

30以上のポータルにワンクリックで出稿できる連動システムがある他、いえらぶは不動産専門で3000サイト以上もの制作実績があるため、不動産ノウハウのつまったホームページで反響増加も見込めそうです。

9．キマール

リマールエステート株式会社が提供する『キマール』は、メールや顧客管理機能が使いやすい業務支援システム。

顧客一人一人につくるメール業務の8割を簡略化でき、たくさんの添付ファイルも一発添付。あっという間にメール送信！

誰が、いつ、どの資料にアクセスしたのか、顧客の状況がリアルにわかるリアルタイム通知機能もあり、顧客へのフォローも迅速に行えます。どの物件の、どの資料を、どの顧客に送ったのか、物件と顧客をまとめて管理できる機能もあり便利です。

10．Advanceクラウドシステム

株式会社インフォ・アドバンスが提供する『Advanceクラウドシステム』は、不動産ポータルサイトへのデータ入稿では人工知能（ＡＩ機能）を搭載した物件情報管理システムで入力作業を大幅に軽減。

希望条件でのマッチングやＳＴＥＰメール機能もあり、継続して顧客へのアプローチも可能です。

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無料トライアルもありますので、物件入力に課題を感じている企業様は是非検討してみてください。

不動産業務支援システムの選び方

不動産業務支援システムは全般的な業務の効率化が可能なため、非常に多機能です。

まずは自社の事業形態で売買と賃貸のどちらに特化したシステムが最適なのかを選別します。

選別後は自社業務のネックとなるポイントを洗い出し、「○○の業務を効率化したい！」という明確なビジョンを持ちましょう。

例として以下の様なネックが挙げられます。

まとめ

さまざまな業務支援システムがありますが、今何に一番手間がかかっているか、時間が取られているか、改善すべき点を今一度見つめ直し、課題解決に合ったシステムを選ぶ必要があるでしょう。

作業時間を短縮し、お客様とのコミュニケーションや新たな契約へと繋がる提案へより多く時間が割けるよう、業務支援システムを上手く活用し仕事のスタイルを変えていきたいですね。

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