- リアルエステートWORKS≪年収1000万円以上の求人多数≫
- RSG不動産転職≪勝てる面接攻略法など充実サポート≫
- 【宅建Jobエージェント】≪毎月600名以上が登録≫
不動産業界でも比較的メジャーな業種が「売買仲介営業」「賃貸仲介営業」です。
どちらも仲介業ですが、仕事内容や給料は大きく異なります。
今回は不動産売買仲介と賃貸仲介の違いを分かりやすく比較していきます。
不動産売買仲介と賃貸仲介の違いは?
今回比較する項目は以下の通りです。
- 仕事内容
- 給料
- 身に付くスキル
- 未経験からの始めやすさ
- 女性の多さ
1.仕事内容
仕事内容 | |
売買仲介 | 複雑 |
賃貸仲介 | 比較的シンプル |
売買仲介の場合、売り仲介・買い仲介に分けることができ、仕事内容はそれぞれ異なります。
売り仲介
- チラシ巻き
- 売り反響取得
- 査定
- 媒介契約
- 広告出稿(チラシ・web)
- 買い反響
- 案内
- ローン審査
- 調査(法務局・役所・現地・水道・ガス)
- 契約書重要事項説明書作成
- 契約
買いの仲介
- 物件収集(レインズ見て広告承諾取得or知り合いにお願いして)
- 広告出稿(web・チラシ)
- オープンハウス開催
- 案内
- ローン審査
- 調査(法務局・役所・現地・水道・ガス)
- 契約書重要事項説明書作成
- 契約
- ローン申し込み
- 引き渡し準備(司法書士手配・銀行調整)
- 残金決済(採取現地確認・金銭計算)
自分が担当する物件の広告出稿からローン審査、決済まで一人の営業マンが行うことがほとんどです。
参考売り・買いどちらに力を入れるのかは会社の方針によって異なります。
賃貸仲介
一方賃貸仲介の仕事内容は比較的にシンプルです。
- 物件掲載
- 問い合わせ対応
- カウンターセールス(提案)
- 内見立ち合い
- 契約書作成
物件掲載も営業ではなく、裏方が行ってくれるケースも多いため、カウンターセールスだけに集中できる賃貸仲介会社もあります。
2.給料
平均年収 | |
売買仲介 | 600万円~2000万円 |
賃貸仲介 | 300万円~600万円 |
売買仲介と賃貸仲介は給料も大きく異なります。
売買仲介は営業成績次第では年収1000万円も珍しくないですし、さらにその上も狙うことができます。
賃貸仲介の場合は、薄利多売の商売のため、契約1件の単価が低く、トップセールスでも600万円前後となります。
3.身に付くスキル
身に付くスキル | |
売買仲介 | 営業力・不動産全般の知識 |
賃貸仲介 | 接客スキル |
売買仲介の場合「家を買う・売る」を仲介するという仕事上、「民法」「建築基準法」「金融知識」その他の法律的知識が必要となります。(なくてもいいですが、取引先やお客様に相手にされません。)そのため不動産全般の知識をまんべんなく勉強する方がほとんどで、身に付く知識も業界No1です。
また営業力が問われる世界ですので、かなり営業力も磨くことができます。
賃貸仲介の場合は、カウンターセールスが多く、物件次第で契約が決まるので、営業力よりも接客スキルが身につきます。
4.未経験からの始めやすさ
はじめやすさ | |
売買仲介 | 微妙 |
賃貸仲介 | はじめやすい |
「何をもって始めやすい」とするかにもよりますが、不動産業界未経験でどちらがとっつきやすいかというと賃貸仲介です。
難しいスキルを必要としませんし、基本的には反響営業なので集客面でもあまり苦労しません。
一方で売買仲介の場合はかなり泥臭い活動(チラシ巻き・テレアポ)といった仕事があり、ノルマが未達だと上司からかなりキツめに怒られます・・
5.女性営業マンの多さ
女性比率 | |
売買仲介 | 少ない |
賃貸仲介 | 多い |
女性でも不動産営業に興味のある方は増えてきています。
女性が取り組みやすいのはやはり賃貸仲介です。
20代~30代の女性営業マンが活躍している仲介会社も多いです。
女性営業マンが増えてきた背景としては
- 女性向けの物件が出てきた
- 女性の働き方が多様化してきた
という点が挙げられるでしょう。
女性でも安心して不動産営業を始めることができます。
何を求めるのかで「売買」「賃貸」どちらを選ぶか変わる
この記事を見ている人の多くが、これから不動産業界に就職・転職しようとしている方だと思います。
今回売買・賃貸の違いを比較しましたが、「どちらがおすすめ」というのは基本的にありません。
自分が仕事に何を求めるのかによって選ぶべき業種は異なります。
売買仲介であれば厳しいけど稼げますし、賃貸仲介であれば比較的取り組みやすくノルマも厳しくありません。
自分が仕事に何を求めるのかしっかりと考えて就職・転職活動をすることをおすすめします。
※詳しくは別の記事でも紹介しています。
参考未経験者は売買営業と賃貸営業どちらに転職するのがおすすめ?
【無料】不動産業界への転職はリアルな情報が命
不動産業界に転職するのであれば情報が命です。
転職失敗のリスクを避けるためには口コミサイトで企業の本当の情報を知る必要があります。口コミサイトであれば現社員・元社員のリアルな情報を手に入れることができます。(社内恋愛・不倫・昇給・昇進・残業など)
おすすめは10万件の企業口コミ。キャリコネです。
キャリコネであれば、ほぼすべての不動産会社の口コミをチェックすることができます。もちろん無料ですので気軽にどうぞ。
公式サイト:10万件の企業口コミ。キャリコネ
適正年収・市場価値を知りたい方
不動産会社の口コミより、自分にどれだけの市場価値があるのか知りたい方はMIIDAS(ミイダス)がおすすめです。
MIIDAS(ミイダス)は200万人の年収データから自分自身の適正年収を調べることができます。
公式サイト:MIIDAS(ミイダス)
不動産業界の転職におすすめのサイト
もし現在不動産業界への就職・転職を検討しているのであれば、業界特化の求人エージェントがおすすめです。
業界特化のサイトであれば、大手求人サイトにはない「非公開求人」や業界を熟知した担当者からのアドバイスを得ることができます。
本サイトでは「実績」「評判」「業界への理解」から、下記の2つの求人サイトをおすすめしています。
宅建JOBエージェント
毎月600名以上の方が登録し、就職・転職をしている【宅建Jobエージェント】。専任キャリアアドバイザーが1000件を超える非公開求人から自分にあった会社を紹介してくれます。
スマホで気軽エージェントとやりとりできるので、ストレスなく転職活動が実現できます。
※資格なしでも”不動産業界に興味があれば”転職をサポートしてくれます。
TAKU-TEN(不動産専門)
不動産業界に特化した転職サイト・エージェントは下記のページでまとめています。
まとめ
売買仲介 | 賃貸仲介 | |
仕事内容 | 多岐にわたる | 比較的シンプル |
給料 | 600万円~2000万円 | 300万円から |
身につくスキル | 営業力・業界知識 | 接客スキル |
始めやすさ | 微妙 | はじめやすい |
女性 | 少ない | 多い |
売買仲介・賃貸仲介をひとことでまとめると
- 売買仲介→厳しいけど、稼げる
- 賃貸仲介→比較的簡単で取り組みやすい
▼不動産業界を理解しよう▼