SREホールディングスの売上・戦略は?2023-2Q

SREホールディングスの全体の売上と利益

直近3期と2023期2Qの売上高と営業利益は以下のとおりです。

SREホールディングス,売上

売上高は65億1,700万円と前年同期比91%の増収、営業利益は7億6,100万円と前年同期比135%の増益となりました。

SREホールディングス,売上

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売上高、営業利益とも2Qとして過去最高の業績となり、利益率は14.8%と高い水準となっています。

SREホールディングスのセグメントごとの売上

セグメントは大きく2つに区分されます。

1. AI C&C事業
2. 不動産テック事業

SREホールディングス,売上

SREホールディングス,売上

AI C&C事業、不動産テック事業とも大幅な増収増益となりました。

セグメント別売上高はAI C&C事業が前年同期比72%増の13億9,400万円、不動産テックは前年同期比97%増の54億6,300万円です。

セグメント利益はAI C&C事業が前年同期比62%増の5億5,700万円、不動産テックは前年同期比928%増の2億7,900万円の結果です。

不動産仲介事業者の課金契約数も順調に伸びており、2022年9月末で2,509社となりました。

直近12か月の平均解約率は0.6%と引き続き低い水準となっています。

SREホールディングス,不動産仲介事業者,契約数

SREホールディングスの短期的な戦略

不動産仲介業界が活況となる下期に向けて、ストック収入の増加を図るためバンドルパックの販売とクロスセルの強化をすすめます。

さらに販売・一般管理費の投下を拡大し新たな従量課金制のサービスを提供開始します。

※参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2980/tdnet/2195149/00.pdf

SREホールディングスの長期的な戦略

SRE社が提供するAIソリューションは現在、次のように幅広い業界に浸透しています。

・不動産/建設
・物流
・金融
・医療福祉
・IT
・旅行
・エネルギー
・教育
・広告
・製造
・小売

2022年3月期1Qからの四半期ごとの業界構成は以下のように変化しており、不動産/建設、物流、金融、医療福祉業界では、独自のAIモジュールを活用し差異化がすすんでおり、物流や医療福祉領域は成長分野と期待できそうです。

SREホールディングス,AIコンサル,割合

※参考文献
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2980/tdnet/2195149/00.pdf

SREホールディングスの最近のトピックス

SREHDの100%子会社として2021年12月に設立した「SREアセットマネジメント株式会社(SREAM)」は、本年10月5日金融商品取引業者として登録され、国内外の投資家向けに不動産私募ファンドの組成および運用事業を開始することとなりました。

SREAMは賃貸住宅・オフィス・商業施設・ヘルスケア施設などのアセットマネジメント事業を担い、投資家ニーズに合ったオーダーメイドの私募ファンドの運用を行っていきます。

※参考文献
https://sre-group.co.jp/news/2022/221005.html

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