中古マンションを仕入れられる、ということは売上をあげることに直結します。
しかし、中古マンションを仕入れ、自社の専任物件を増やすといっても、新築 の売主の開拓は難しいですし、チラシやネットで売却依頼を獲得しようとする と費用がかかってしまいますよね。
今回はまったくの0からマンションの仕入れを成功させるノウハウをご紹介いたします。
このマンション仕入れメソッドを始めた当初は、管理人訪問のウェイトがかなり大きく、 実際に成果が上がるまでには不安になることもあるかもしれません。
しかしこのメソッドに沿って活動すれば、 ほぼ間違いなく初年度から結果が出ます。実際のまったくの0から物上げを成功したノウハウです。
最初の3ヶ月~半年は、基盤を築く期間ですので、その期間を超えれば必ず成果が上がります。
最後までぜひご覧ください。
参考本ページではマンションの仕入れ一連の流れをまとめています。それぞれの個別具体的な取り組み方法は項目ごとの詳細ページをご覧ください。
年間10件物上げするためのマニュアル【マンション仕入れ】
まずは、仕入件数の目標として以下を設定いたします。
物上げ目標 | |
1年目 | 10件 |
2年目 | 24件 |
そしてマンションを仕入れるためには以下の4つのフローが大切です。
- 事前準備
- 初回訪問
- 定期訪問
- 情報管理・アプローチ
1.事前準備
マンションを仕入れるために必ず必要なことが事前準備です。
事前準備では以下の3つを用意します。
- エリア選定
- 各種ツール作成
- ターゲットマンションの選定
エリア選定では
エリア選定は、ブルーマップの中から担当者が自転車などで回れる範囲で 専属担当者を設定します。
各種ツール作成
マンションの仕入れに必要なツールは
- ブルーマップ
- プロフィールシート
- 求むチラシ・DM
が必要となります。
特に管理人様にお渡しするプロフィールと求むチラシ・DMには反響を取りやすいコツがあります。
ターゲットマンションの設定
ブルーマップの巻末にある「マンション別所有者一覧表(P10)」をもとに、 ターゲットマンションを100~150件リストアップしていきます。
2.初回訪問
初回の訪問ではターゲットとなるマンションのランク付けやリストのまとめかたを紹介いたします。
- ターゲットマンションのランク付け
- 各種リストの作成
ターゲットマンションのランク付け
実際にターゲットマンションを訪問し、 各マンションをA~Cの3ランクに分けていきます。
訪問する前に分かることと、実際に訪問しなくてはわからないことがあるため収集し たすべての情報と、下記の「ランクの目安」とを照らし合わせてランク分けをします。 また、訪問した際に管理人がいれば、ご挨拶し、プロフィールシートを渡しましょう
各種リストの作成
実際に現地に行って仕入れた情報をもとに、以下の4点のリストを作成します。
ターゲット マンションリスト | 地図でマーカーをつけたマンションを
エクセルで一覧表にする。 |
管理人リスト | 管理人のフルネームや勤務時間・日程など、定期的に訪問し始めてからでも、できるだけ多くの情報を加えていく。 |
顧客リスト | マンション一棟情報を仕入れ、区分所有者の情報をリスト化(法務局で登記簿謄本の要約書をとる)する。※ただし、ある程度予算がかかるので、ご予算にあわせて、なるべく多く情報を仕入れるようにする。 |
マンション別 売買情報リスト | 市場の動向を把握し、査定時の調査委のサポートとなるように、レインズから売り出し情報・成約情報をまとめる。
・売り出し日、階数、間取り、向き(部屋番号)、坪単価、 物件担当会社(物元) ・価格改定があれば追記 ・成約日、成約価格、坪単価 |
3.定期訪問
定期訪問では空室状況を確認し、オーナ様との接点を持つことを目的としています。
- 空室状況の確認
- 管理人への訪問
空室状況の確認
空室状況の確認では以下の項目をチェックします。
- 窓越しに室内に何も見えない。
- カーテンがない。
- エアコンの室外機がない。
- 物干し竿がない。
- 集合ポストの表札がない。ガムテープで閉じてある。
- オートロックでない進入可能なマンションの場合、該当フロアに
- 出向き、部屋の状況を確認する。
- 長くドアを開閉した形跡がない。→ドアノブの埃のたまり具合
- 電気メーターが動いていない。
- ドアポストがチラシなどで満杯。
- 植木花壇などの植物が生きていない。
管理人への訪問
ポイントは毎週決まった日時に訪問することです。
4.情報管理・アプローチ
- 営業日報の作成
- 情報整理・追客
- 管理人への謝礼