- 不動産会社って年間どれくらい開業しているの?
- 不動産会社ってどれくらいあるの?
- 他と比べてどれくらいの数があるの?
本記事では不動産業者の年間開業数を直近20年分紹介するとともに、開業するから紐解く開業時の注意点もご紹介いたします。
【不動産業者】直近20年間の開業数
下記は国土交通省が不動産会社が年間どれくらい開業しているのか?調査した結果です。
平成11年の139,288社をピークにこの20年間は基本的には右肩下がりで、平成30年は124,451社となっています。
- 20年前から見ると基本的には右肩下がり
- ただ、直近は5年連続で増加
特に平成20年に起きたリーマンショックの影響からか、25年まではガツンと不動産会社が廃業しています。
よく歯医者はコンビニより多いと言われていますが、不動産会社はその歯医者よりも多いです。
- 歯医者69,000
- コンビニ55,000
- 不動産屋124,000
- 美容院248,000
コンビニ < 歯医者 ≪ 不動産会社 ≪美容院
不動産新規開業の裏に多くの廃業が・・
2019年 | 123,782社 |
2020年 | 124,451社 |
差 | +669社 |
2019年から2020年の数を比較すると、たったの669社しか増えていないように見えますが、実は年間約5,900社が新規開業している陰で、毎年5,000社以上が廃業しています。
さらに一般的な企業の生存率は
- 1年後:73%
- 5年後:42%
と言われています。(中小企業白書より)
起業準備をされている方は、こうした数字をしっかりと受け止めたうえで不動産開業の準備を進める必要があります。
なぜ不動産は新規開業が多いのか?
不動産業界は他業界と比較しても、新規開業が非常に多い業界です。
理由の一端として挙げられるのが、
- 儲かりそう
- 宅建免許の取得が容易
- 開業しやすい
- 在庫不要
といったところになるでしょう。
ただし年間の廃業数を考えると決して簡単な世界でないことはいうまでもありません。
別ページにて詳しく解説していますので、興味のある方は合わせてご覧ください。
不動産会社を開業したい場合の注意点まとめ
不動産会社を開業するためには、多くのことに注意を払う必要があります。
不動産会社のミカタでは開業・独立ノウハウをまとめていますので、合わせてごらんください。
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