不動産仲介業において売上拡大を目指す際に、まず行うのは集客対策ではないでしょうか?
まさしく顧客がいなければ売上は生まれません。
しかし、昨今「集客しても成約できない」課題が顕著となっており、原因は「顧客の検討期間の長期化」と考えられます。
なんと、購入まで3ヶ月以上検討している顧客が3年間で4倍近くまで増えています。
つまり、成約には”問合せ顧客への継続的なコミュニケーション”が重要となります。
とは言っても、日々の業務に追われる中で即効性のない追客に時間は費やせない...。
そんなみなさまの為に今回は「不動産業界に特化した追客システム」をご紹介します。
追客ツールでできること
追客ツールでは長期検討者向けの追客を自動化、効率化することが可能です。
どうしても営業スタッフが追客を行うには限界があるため、ツールを使うことによって補うことができます。
追客ツールを導入すると、多くの場合以下の様なメリットが得られます。
- 顧客ごとのニーズが予測できる
- 検討確度の高い顧客を抽出できる
- 自動的に顧客へのアプローチをしてくれる
上記の様なメリットがあります。
但し、商品ごとに機能の違いや、売却検討顧客と購入検討顧客のどちらに有効なのかという違いもあります。
本ページを参考に自社の業務に沿ったツールを選んでください。
不動産会社におすすめの追客ツール厳選10選
- Oeruka
- 追客自動化ステップメール
- プロポクラウド
- アポジョーズ
- KASIKA
- SMSハンター
- HowMaオンライン売却
- 一括査定初期対応コールセンター
- Digima
- 不動産コボットfor追客
1.Oeruka 【資料あり】
提供会社 | 価値住宅株式会社 |
導入料金 | 月額25,000円 |
Oerukaは、AI自動査定サイトと自動追客システムがセットになった、これまでにないツールです。
ストーリーメールで顧客育成をしつつ、相場情報を自動的にお客様に送信することで反響獲得が期待できます。
2020年現在、
・売却の進め方
・物件の相場
を同時に配信し、追客できるサービスはOerukaだけです。
追客ツールを導入する際には真っ先に検討したいサービスです。
2.追客自動化ステップメール 【資料あり】
提供会社 | ミカタ株式会社 |
導入料金 | 初期費用(共通):30万円 売却版:30,000円/月 購入版:20,000円/月※同時申込で大幅な割引もあります。 |
追客自動化ステップメールは文字通りステップメールで追客していくサービスです。
売却検討者向け・購入検討者向けに分かれており、メールの本文は作成済み。それぞれ以下の通数のメールが自動的に配信されます。
- 売却検討者向け:120通/2年分
- 購入検討者向け:101通/1年分
追客自動化ステップメールの一番の特徴はエリア制という点にあります。近隣の競合他社とメール内容がかぶらないように、1つのエリアに対して1社様と限定しているため、そのエリアではオンリーワンの追客が実現できます。
3.プロポクラウド 【資料あり】
提供会社 | 株式会社Housmart |
導入料金 | 要問合せ |
プロポクラウドは、買い顧客に対してのリアルタイムな物件情報の自動提案ができる追客システムです。
- 売り出し物件を収集している独自データベースから「物件の自動提案」
- 提案物件に対する「顧客の反応が丸わかり」
- 誰でも簡単に使える「見やすいサービス画面」
労力を掛けずに新着物件や値下がり物件の配信を継続的に行うことができるので、今まで追いかけきれていなかった顧客から見学・成約が続々発生します。
また、プロポクラウドを利用すると、60分かかっていた追客業務が顧客の希望条件を登録する「1分」で完了するため、営業マンはより付加価値の高いコンサルティング業務に専念することができます。
4.アポジョーズ 【資料あり】
提供会社 | 株式会社追客力 |
導入料金 | 要問合せ |
アポジョーズはホームページで問い合わせてくれたユーザーが、ホームページ上でどのような動きをして、どういった物件に興味があるのかひと目でわかるツールです。
さらにホームページにユーザーが再訪してくれた際には通知が来るようになっており、どういった物件を閲覧しているのかわかるようになっています。
ユーザーが求める物件がわかれば、類似の資料を提案したり、再訪したタイミングで電話をすることでタイムリーなアポイント交渉ができるようになります。
MA(マーケティングオートメーション)に似ていますが、MAよりもシンプルで、即時アポイントを取ることを目的としていますので、早めの効果が期待できます。
5.KASIKA 【資料あり】
提供会社 | Cocolive株式会社 |
導入料金 | 初期費用50,000円 月額50,000円 |
KASIKAでは反響のあったお客様を自動的に顧客育成してくれます。
反響のあったお客様をKASIKAに登録するだけで、「ありがとうメール」が送信され、その後はお客様に対して、参考になる情報を定期的に配信してくれるので、人手をかけることなく顧客育成することができます。
また資料請求してくれたお客様のWEB上の行動を分析し、温度感の高いお客様を通知してくれるため、ドンピシャのタイミングで営業をかけることができます。
さらにポータルサイト連携させ自動的にメールを送ることもできるため、競合他社より素早くコンタクトをとることが可能です。
6.SMSハンター 【資料あり】
提供会社 | リビン・テクノロジーズ株式会社 |
導入料金 | 初期費用38,000円 月額課金9,800円~ |
SMSハンターは、携帯電話やスマートフォンのSMS(ショートメッセージサービス)で反響を長期追客するための不動産業界に特化したサービスです。
反響のあった相手の携帯電話に開封率の高いSMSでステップメールを送信し継続的にコンタクトを取り続けます。
また、携帯電話番号に対して配信するSMSは通常のWEBメールや携帯キャリアメールに比べ、90%以上という圧倒的な開封率が期待できます。
不動産売買向け原稿サンプルも200種用意されているため、原稿作成の手間を大幅に軽減でき便利です。
7.HowMaオンライン売却 【資料あり】
提供会社 | 株式会社コラビット |
導入料金 | 初期費用:なし 従量課金:媒介契約締結時30,000円 成果報酬:成約時仲介手数料の30%もしくは成約時物件価格の0.5%のいずれか高い方の金額 |
HowMaオンライン売却なら、集客からヒアリング、物件調査まで委託可能。
報告を受け査定価格を提示すれば媒介契約まで全てオンライン上で完結できます。
媒介締結時に課金するため、媒介さえ獲得できれば他社に負けずに成約をする自信がある会社様におすすめです。
8.一括査定初期対応コールセンター 【資料あり】
提供会社 | ミカタ株式会社 |
導入料金 | 初期費用:あり 月額課金:基本料金あり(25件まで) 従量課金:@2,000円(25件超過分~) |
一括査定初期対応コールセンターはわずらわしい一括査定の初期対応を完全外注化することができるサービスです。
査定依頼があった際には30分以内にコールすることで競合他社より早くお客様とコンタクトを取ることができます。
当サービスではお客様に繋がるまで時間や曜日を変えて最大14回コールするので、徹底して追客が実施できます。
契約・決済・案内・営業人員不足などにより、初期対応がおろそかになってしまっている不動産会社様におすすめです。
9.Digima 【資料あり】
提供会社 | 株式会社コンベックス |
導入料金 | 初期費用:あり 月額課金:あり 従量課金:あり |
Digimaは不動産会社や工務店向けの、メール機能・ウェブ追跡機能・電話機能を一体化したクラウド営業支援ソフトです。
Digimaで営業活動を行うことで、お客様の行動が時系列で顧客ページに蓄積されるので、興味・関心に合わせた個別のアプローチが可能になります。
メールの開封・リンククリック、ウェブ来訪の通知で、お客様の関心が高まっているタイミングをいち早くキャッチできるので、他社よりも迅速なアプローチが可能です。
また、Digimaでの電話履歴はお客様のタイムラインに自動的に追加されるようになっているので、来店・来場前に会話の内容を振り返ることもでき、あと一押しの見込み客を電話で確実に来店・来場につなげることが可能です。
10.不動産コボットfor追客【資料あり】
提供会社 | ディップ株式会社 |
導入料金 | 初期費用:50,000円 月額課金:50,000円 |
不動産コボットfor追客は、自動で反響取り込みや追客を行う、不動産業界に特化したマーケティングオートメーションツールです。
お客様ごとに詳細な⾏動履歴や好みの物件の傾向を確認することもできるので、お客様に合わせたより効果的な提案をすることができます。
また、18種以上の不動産ポータルサイトと連携しており、反響があったお客様に即時メール配信、⾃社の物件情報を素早く届けることでお客様との接触率を⾼めることができます。
⾃社物件の魅⼒やトレンド、お得情報など、継続的に追客メールを配信できるため、潜在客を「今すぐ客」に育てることも可能です。
不動産会社が追客を成功させるコツは「定期的な繋がり」
追客で重要なのは、月に1回でも2回でも情報提供をすることでユーザーとの繋がりをキープしておくことです。
不動産会社という立場ではなく、情報提供者の立場になって周辺エリアの不動産販売情報や成約情報や定期的にお届けしてみましょう。
参考心理学では人と人が親近感を感じる要素は、一回の接触の印象の大きさではなくて、接触の頻度に比例して心が近くなるものと言われています。
詳細は一括査定依頼における追客の重要性とおすすめの追客手法で紹介しています。
不動産会社のミカタでは追客のノウハウを多数公開しています。追客の手法はひとつではありませんので、ひとつでも参考になれば幸いです。
まとめ
不動産の追客で苦労されている会社さんも多いですが、こうした追客効率化ツールを活用することで成約率が劇的に向上します。
少しでも追客に対して不安のある企業様はぜひ導入してみてください。
▼今すぐダウンロードできる資料比較表▼
特徴 | 月額 | |
Oeruka | 自動追客/物件提案 | 25,000円 |
追客自動化ステップメール | 2年間自動追客 | 20,000円 |
プロポクラウド | 買い顧客への自動提案 | 要問合せ |
アポジョーズ | WEB上の動きを可視化 | 要問合せ |
KASIKA | 追客/MA/顧客管理 | 50,000円 |
SMSハンター | SMSを利用したステップ配信 | 9,800円~ |
HowMaオンライン売却 | オンラインで集客・ヒアリング・物件調査 | 媒介契約締結時30,000円ほか |
一括査定初期対応コールセンター | 査定反響のファーストコール代行 | 要問合せ |
Digima | 追客/MA/顧客管理 | 要問合せ |
不動産コボットfor追客 | 追客/MA | 50,000円 |