不動産会社の経営を行う上でコストカットできる5つの部分

不動産会社の経営に限らず、会社経営においてコストカットは非常に大切です。

無駄な部分にコストをかけ過ぎると利益を圧迫し、さらに還元されない社員のストレスにも繋がります。

本ページでは不動産会社の経営を行う上でコストカットできる代表的な部分を紹介します。

中小不動産会社の経営者様からのヒアリングをもとに作成していますので、是非参考にしてください。

不動産会社の経営を行う上でコストカットできる5つの部分

  1. 集客費用(特にポータルサイト)
  2. 人件費
  3. 車代
  4. 無駄と思われる時間
  5. 作業(営業準備)の効率化

集客費用(特にポータルサイト)

ポータルサイトへの出稿は集客する上で非常に大切ですが、

  • 惰性で使い続けている
  • とりあえず出している

という不動産会社もたくさんあります。

しっかり費用対効果を分析すれば、いらないサービスも多々ありますので、一度見直しをおすすめします。

ポイント全てカットするのではなく、物件数縮小(プラン縮小)して抑えることも可能ですので、自社のリソースにあった使い方をしましょう。

人件費(特にパート・アルバイト)

事務処理をパート・アルバイトに任せている会社も多いですが、仮に3人以上で月20万円以上かかっている場合、業務効率化サービスを導入したり、社内体制を見直すことでコストカットに繋がります。

例えば

  • ポータルサイトへの入稿作業 →コンバーター・物件入力代行業者を利用
  • マイソク作成 → マイソク作成ツールを使用
  • 電話受け→ 代行業者を利用
  • 契約書類のチェック・整理 →社内体制の見直し

サービスを利用する場合はサービス費用が掛かってきますが、使いたいときだけ使うなどもできるので、トータルでコストカットできることもあります。

まずは事務員さんの日々の仕事内容の棚卸から行うことをおすすめします。

車代

不動産仲介において車は必需品ともいえますが、わざわざ社用車を用意するまでもない会社もたくさんあります。

多くの不動産会社が固定資産として車を持ちたがりますが、レンタカーを利用したり、カーシェアリングを利用することで大幅にコストを下げれるケースもあります。

※都内・都市圏の場合は公共交通機関を利用することでコストカットに繋がります。

車のコスト計算してみる

車を保有している不動産会社の多くが車のコストを軽視しています。

  • 駐車場
  • 車両代
  • 保険
  • ガソリン代

一度真剣に車のコストを見てみると思ったより負担が大きいことがわかります。

何も決まらない会議などの無駄と思われる時間

何も決まらないダラダラとした会議、朝礼などもコストとして考えることができます。

たとえ1時間程度の会議だとしても、10人いたとしたら

1時間×10人=10時間

の時間が無駄になります。

すべての会議が無駄とはいいませんが、目的のない会議はコスト削減の対象です。

ただ詰める会議もNG

不動産会社の社長は元バリバリの営業マンが多く、その勢いで独立起業→事業拡大→人を採用しているケースも非常に多いです。

そのため売上げの上がらない営業マンに対しては

  • 「なんでできないんだ!」
  • 「おれがやったら!・・」
  • 「できない理由を説明しろ!」

と、詰めることで売り上げを上げさせようとする方も少なくありません。

詰めの時間は「時間的なコスト」に該当しますし、何より社員のモチベーション低下に繋がります。

一緒に問題を解決するスタンスで時間を有効に使う必要があります。

作業(営業準備)の効率化

なんでも社内で行うことでコストカットを行おうとすると、結果としてコストが大きく膨らむ可能性もあります。

人件費の話にも関連しますが、わざわざ人を使う必要のないものに人件費をかけているケースもあります。

今では様々なサービスで効率化できるようになっていますので、外部サービスをうまく活用することで固定費を変動費に変えることができます。

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不動産仲介業務効率化ツール9選 | 各シチュエーション別人気資料も紹介

人ではなく、サービスに変えることでいつでもカットできるような体制を作ることができます。

悪いときにコストカットを始めるのは時すでに遅し

多くの経営者は会社の業績が良いときには羽振りよく振舞い、業績が悪いときにコストカットを行います。

例えば

  • 急にコピー用紙をケチる。
  • 営業交通費について問いただす
  • 車の使用を制限する
  • 電気のつけっぱなしにうるさくなる

など。

こうしたことを突然行うと従業員のモチベーション低下に繋がります。

また「この会社大丈夫か?」という、気持ちが営業結果に出てきて業績悪化に拍車をかけます。

コストへの意識は悪い時にやるのではなく、常日頃から行いましょう。(特にいい時に)

人材採用も慎重に

コストカットを行う上で人件費の見なおし(人件費削減・人員整理)は非常にインパクトがあります。

ただし人件費をカットしたり、人員整理をすることは非常に勇気のいる決断です。

従業員にも生活があるわけですし、人員整理をすることで「この会社やばいんじゃない・・」といった不信感から負の連鎖(退職)が起こる可能性もあります。

こういった状況を防ぐためには「そもそも採用時点で慎重に人材を見極める」必要があります。安易に人を採用するのではなく本当に人を採用しなければいけないのかしっかりと検討しましょう。

コストカットではなく、売上げアップ

会社経営において利益を上げるのは2つしか方法はありません。

1つ目は紹介したコストカット。もうひとつは売上げアップです。

不動産会社はおせおせのプッシュ営業、営業の尻を叩いて数字を上げている企業が多いですが、今では営業効率を上げることで売上げアップを実現できます。

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不動産会社に役立つツールはたくさんありますので、以下の記事も合わせてご覧ください。

※サービス導入時は費用対効果をしっかりと検証していくことが重要です。

まとめ

不動産会社がコストカットできる部分いかがでしたでしょうか。

コストカットをする上で見直すべきポイントはたくさんありますが、コストカットのばかりに意識を向けすぎるのもよくありません。まずはインパクトが大きいところだけ手を付けるなど、自社内で取り組めるところから始めましょう。

最後になりますが、

  • 全部どんぶり勘定
  • 費用対効果感覚が少ない。

など、苦手だからといって後回しにすると後からツケが回ってきますので日頃から意識することをおすすめします。

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