【不動産営業向け】追客メールテンプレートまとめ(全18種)

「接点を持ったお客様にどのような追客メールを送ってよいかわからない」
「他社と差別化しつつ、お客様に刺さる追客のメールが知りたい」
「2通目以降のメールでどのようなメッセージを書けばよいかわからない。」

不動産営業を行う上で、メールは顧客とのコミュニケーションツールとして欠かせないものです。

特に追客メールは売上に直結するため、必ず送るべきですが、たかがメール、されどメール。送る内容に困っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では不動産営業マンがすぐに使える計18種の追客メールテンプレートをご紹介。メールが苦手な方でもコピペで使えるようにしてあります。
※「賃貸」「購入」「売却」の3タイプのお客様に対し各6パターン

手前味噌ではございますが、全国4,000名を超える営業マンが参加するコンテストの2部門(メール返信率・アポ取得率)にて、『年間成績 全国1位』をとったノウハウも含めて公開させて頂きます。

▼見たいテンプレートをクリックしてください。 追客メールテンプレート数(各6種)
賃貸検討者向け ・ファーストコンタクトメール(物件ありの場合)
・ファーストコンタクト追客メール(物件なしの場合)
・追客メールテンプレート(3日以内追客)
・追客メールテンプレート(3回目)
・追客メールテンプレート(案内後に送る用)
・追客メールテンプレート(掘り起こし用)
購入検討者向け ・ファーストコンタクト追客メール(物件ありの場合)
・ファーストコンタクト追客メール(物件なしの場合)
・追客メールテンプレート(2回目)
・追客メールテンプレート(3回目)
・追客メールテンプレート(案内後に送る用)
・メールテンプレート(掘り起こし用)
売却検討者向け ・ファーストコンタクト追客メール(確度高めの場合)
・ファーストコンタクト追客メール(確度低めの場合)
・追客メールテンプレート(2回目)
・追客メールテンプレート(3回目)
・追客メールテンプレート(接客後に送る用)
・追客メールテンプレート(掘り起こし用)
執筆者情報

ミカタ株式会社 野村 道太郎
大手通信会社で社内研修(対エンドユーザーの営業手法)を受け持っていたが、ご縁あって不動産業界に転職。3年目に全国4,000名以上が参加する営業コンテストの2部門全国1位(メール返信率・アポ取得率)
某ゼネコン系大手で売買仲介を経験後、新築マンション専門の広告代理店で販売戦略構築などを担当。 その後『不動産会社のミカタ』の編集長、業界向けサービスの企画・運営責任者となり現在に至る。

 

【不動産営業向け】追客メールテンプレートまとめ(全18種)

※本ページでは「賃貸」「購入」「売却」のファーストコンタクト用の追客メールのみを記載しております。
それぞれ【一覧を見る】より各6種のテンプレートをご覧いただけます。

【不動産賃貸検討者向け】メールテンプレート6種一覧を見る

【不動産賃貸検討者向け】メールテンプレート6種

▼不動産賃貸検討者向けファーストコンタクトメール(物件ありの場合)

〈お客様名〉様

この度は、〈問い合わせ媒体・サイト名等〉より
下記物件について、お問い合わせ頂きありがとうございました。
〈お客様名〉様を担当させて頂きます〈社名〉の〈担当者名〉と申します。

【お問い合わせ物件】
物件名:■■マンション
価 格:◆◆万円
物件URL https://~

こちらのお部屋はまだ募集中で、現地のご見学も可能です。

詳細は添付させて頂きました資料をご参照願います。
また、周辺で条件の近しい物件もお探しさせて頂きました。
比較検討にお役立て頂けますと幸いです。

もしよろしければいくつかの候補をまとめてご案内させて頂きたく、
一度ご来店はいかがでしょうか?

お問い合わせ頂いたお部屋はもちろん、
ネット掲載前の最新情報や、オーナーの意向で非公開になっている情報等、
物件情報のご紹介をさせて頂いた後、
お選び頂いたお部屋の現地まで弊社の車でご案内させて頂きます。

ご多用な中かとは存じますが、ご一考頂けますと幸いです。

(ご予約時は下記ひな形をご活用の上、ご返信くださいませ。)
第一希望: 月 日( ) : ~ :
第二希望: 月 日( ) : ~ :
第三希望: 月 日( ) : ~ :

ちなみに本メールに含まれていない、
「検索サイトで見つけて気になっているお部屋」等も、
ほとんどの物件は私共で見学の手配が可能ですので、
見学希望のお部屋がございましたらURLを教えて頂けますと幸いです。

精一杯のお手伝いをさせて頂きますので、
何かご不安事やご不明点がございましたらお気軽にお申し付けください。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

■■_________________________________

<メール用署名欄>

_________________________________■■

野村

賃貸を検討しているお客様は、引っ越しの期限が決まっていることがほとんどのため、迅速かつ適切な案内をメールにて行う必要があります。
ファーストメールで連絡がないようであれば、他社での案内を受けている可能性も高いので、すぐに次のメールを送り、コンタクトをとりやすいようにしてあげる必要があります。

賃貸検討者向けの追客メールは、物件の有無や案内後など、使い分けて送る必要があります。

追客メール送付時のポイントやショートバージョンはそれぞれの詳細ページよりご覧いただけます。

購入検討者向けメールテンプレート6種一覧を見る

購入検討者向けメールテンプレート6種

▼ファーストコンタクト追客メール(物件ありの場合)

〈お客様名〉様

この度は、〈問い合わせ媒体・サイト名等〉より
下記物件について、お問い合わせ頂きありがとうございました。
〈お客様名〉様を担当させて頂きます〈社名〉の〈担当者名〉と申します。

【お問い合わせ物件】
物件名:■■区●町▲丁目 中古一戸建て
価 格:◆◆万円
物件URL https://~

こちらの物件はまだご紹介中で、現地のご見学も可能です。

<物件のコメント>
※メリットを3~5行以内で書く。箇条書きも可。
※できればデメリットも1点は書く。→信頼感に繋がる。
※ホームページを見ただけではわからない情報が含まれていると尚良し。

【例文】
本物件の南側にはお隣の通路がある為、
約2.5mは建物を建てられない空間が確保されており、
天気が良い日のリビングは大変明るく、居心地の良い物件です。

駅までに車通りが多い通りがあることを懸念される方もいらっしゃるのですが、
夜になっても明るい為、防犯面では安心感のある道のりになっています。

詳細は添付させて頂きました物件資料をご参照願います。
また、本物件の他、周辺で条件の近しい物件もお探しさせて頂きました。
比較検討にお役立て頂けますと幸いです。

よろしければ実際にいくつかの物件をご覧頂きながら、
ご注意点や、ご購入までの流れ等のご説明ができればと思っておりますが、
今週末のご都合はいかがでしょうか?

<アポ取りの文言>
※アポ取り時は日時を任せきりにしてしまわず、
 YES・NOだけで返答可能か→【例文①】
 選択するだけで返答可能な形式→【例文②】
 にすると答えやすく感じるお客様が多い。

【例文①】午前アポ狙い
「●(土) 10:00~12:00」等、
日当りの善し悪しを確認しやすいご予約枠にまだ空きがございますので、
ぜひご検討くださいませ。

※この例文では午前に来るメリットを書き、午前アポを促しています。

【例文②】午後アポ狙い
午前のご予約枠は既に埋まってしまっているのですが、
下記のお時間帯がご予約可能でございます。
A:「●(土) 15:00~」
B:「●(日) 13:00~16:30」

※逆に午後アポ狙いの例文では「午前枠は人気なので埋まっちゃってますよ」という演出をしています。
※暗に「他の時間帯は予約が入っている」という表現をすると、「人気のある営業」という印象に繋がることもあります。この例文では「土曜午前~午後イチ」と「日曜午前・夕方」には予約が入っていることを示唆しています。

もちろん、上記の日時以外にて、
ご都合の良いタイミングがございましたら調整させて頂きますので、
ご遠慮なさらずご相談ください。

(ご予約時は下記ひな形をご活用の上、ご返信くださいませ。)
第一希望: 月 日( ) : ~ :
第二希望: 月 日( ) : ~ :
第三希望: 月 日( ) : ~ :

<自己アピール・自社アピール等があればこの辺りに記載>
※実績や強い分野→安心感・信頼感・期待感の醸成。
※趣味や出身、家族構成等の自分自身について→親近感を持って頂く。
※会社HPにプロフィールがあればそのURLの活用も有り。

精一杯のお手伝いをさせて頂きますので、
何かご不安事やご不明点がございましたらお気軽にお申し付けください。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

■■_________________________________

<メール用署名欄>

_________________________________■■

野村
不動産購入検討者は即買いということはめったにないため、ロングスパンでメールを送り、社名や担当者名をお客様に覚えてもらう必要があります。
少しずつ情報提供を行い、さらにお客様の要望に答えた資料の添付など、丁寧かつ信頼できる不動産会社であるという印象付けが大切となります。

購入検討者向けの追客メールは、物件の有無や案内後など、使い分けて送る必要があります。
特に2回目のメールは非常に重要です。

追客メール送付時のポイントやショートバージョンはそれぞれの詳細ページよりご覧いただけます。

売却検討者向けメールテンプレート6種一覧を見る

売却検討者向けメールテンプレート6種

▼ファーストコンタクト追客メール(確度高めの場合)

〈お客様名〉様

この度は、〈問い合わせ媒体・サイト名等〉より
ご所有不動産の査定についてご依頼くださりありがとうございました。
〈お客様名〉様を担当させて頂きます〈社名〉の〈担当者名〉と申します。

早速、査定価格を算出するべく簡易的な調査を致しました。
ご所有不動産につきましては、

〈強みを褒める〉
※当たり障りない内容よりも、その物件ならではであったり、周辺環境に詳しいからこそわかる利点など、「わかってる感」のアピールが重要。
※長くなりすぎないよう、2~3行程度で。

【例文】
東南角地で日当たりの良い整形地の為、非常に多くの需要が期待できます。

〈懸念点も場合によっては記載〉
※強みより短く、柔らかい表現で。

【例文】
しかしながら、高圧電線直下に位置している点は懸念される方も一定数おられる為、

販売戦略の検討時には注意が必要かと存じます。

上記の内容も踏まえまして、査定結果は下記のとおりとさせて頂きました。
(下記3つの価格の考え方については、文末に補足説明を記載しております。)

【査定価格】 約●●万円~●●万円
【チャレンジ価格】 ■■万円~■■万円
【買い取り価格】 約▲▲万円~

なお、本メールの査定結果はあくまで机上の計算によるものとなっております。
現地を拝見していない為、実際の不動産のコンディション等によりましては、
査定価格に増減の可能性がございますこと、予めご了承くださいませ。

現地を拝見することで、より実態に即した結果のご報告も可能です。
もちろん無料・秘密厳守にて承っておりますので、
よろしければ、一度お打合せの機会を頂けますと幸いです。

(ご予約時は下記ひな形をご活用の上、ご返信くださいませ。)
第一希望: 月 日( ) : ~ :
第二希望: 月 日( ) : ~ :
第三希望: 月 日( ) : ~ :

〈自己アピール・自社アピール等があればこの辺りに記載〉
※実績や強い分野→安心感・信頼感・期待感
※趣味や出身、家族構成等の自分自身について→親近感
※会社HPにプロフィールがあればそのURLの活用も有り。

精一杯のお手伝いをさせて頂きますので、
何かご不安事やご不明点がございましたらお気軽にお申し付けください。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

◆3つの価格の考え方について
不動産価格の決定には様々な要素が複雑に関係してまいりますが、
「目標とする成約までの期間」が非常に大きな判断材料となります。
あくまで目安ですが、概算の作成時には下記の目標期間を想定しています。

【査定価格】→成約まで3ヵ月前後
【チャレンジ価格】→成約まで6か月以上も可
【買い取り価格】→即売却希望

◆【査定価格】について・・・
周辺地域の相場や過去に取引された事例等を参考に、
「おおよそ3か月以内に成約に至る可能性が高い」と思われる価格を算出したものです。
不動産の売却価格を決める際の基準となるものですが、
短期間での成約を目指す場合、査定価格の範囲内か、下回る金額に設定することで、
成約までの期間短縮を期待することができます。

◆【チャレンジ価格】について・・・
成約まで急いでいない場合、
販売開始当初は強気の価格で様子を見る【チャレンジ価格】での販売開始を
ご提案させて頂いております。
価格が上振れすればする程、成約までの期間が長期化するリスクは高まりますが、
希少な条件等を備えた物件ですと高値で成約に至るケースもある為、
各物件の特徴や売主様のご事情を踏まえ、中長期的な販売戦略を構築致します。

◆【買い取り価格】について・・・
売却を特にお急ぎの方は、
不動産のリフォーム・転売事業を行っている業者に売却することで、
即現金化を図ることができ、その場合の目安価格となります。

「即現金化が可能」「売却後の不具合について免責となる」
「広告を必要としないので秘密裏に売却可能」と言ったメリットがある反面、
一般の方に買っていただく場合と比較して、
約8割前後の価格で成約に至るケースが多いです。

何らかの事情でお急ぎの場合や、
老朽化や劣化が著しく、一般のお客様では買い手が見つからない場合等に、
検討されることが多い売却方法になります。

■■_________________________________

<メール用署名欄>

_________________________________■■

野村
不動産売却検討者に対しての追客も購入と重要なポイントは同じです。
「ロングスパンでメールを送り、社名や担当者名をお客様に覚えてもらうことが重要」
「丁寧かつ信頼できる不動産会社であるという印象付けが大切」
ただ、購入顧客以上に「お客様に忘れられない」という目的が大きくなります。「ただ価格が知りたかっただけ」というお客様もいつかは売りに出す可能性が高いです。実際に行動に移すとなった時「そういえばあんな人いたな」と連絡する候補に浮上することが非常に重要なのです。

売却検討者向けの追客メールは、確度によって使い分ける必要があります。
追客メール送付時のポイントやショートバージョンはそれぞれの詳細ページよりご覧いただけます。

掘り起こし用の追客テンプレートも公開しています。

追客を成功させる記事もぜひご覧ください。

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