不動産売り求む集客の為、市政だよりや市役所封筒広告の使い方を教えて下さい｜不動産仲介営業お悩み相談室

不動産業界でご活躍のあなた、こんにちは。
株式会社レコの梶本幸治です。

今回は「不動産売り求む集客の為、市政だよりや市役所封筒広告の使い方を教えて下さい」というお悩みを取り上げます。

あなたの会社では、市政だよりや市役所封筒に広告を出稿された事はありますか。

あっ！「市政だより」がなんだかよく分からない方がいらっしゃるかも知れませんので、市政だよりのご説明を軽く致しますね。

市政だよりとは各市町村が発行している月に1回程度に頻度で配布される冊子で、市政の現状や市政計画、市の各種制度やイベントを掲載しています。

市長の挨拶や市政トピックス、市営住宅の応募要項や市内で開催される文化講座案内等、市町村の色々な情報が掲載されているあの薄い小冊子の事です。

どうですか？見た事ありますよね。

この手の広告は市町村によって広告の集まり方が全然違うようで、広告募集後すぐに「空き枠無し」の状態になる所もあれば、広告代理店が一生懸命に広告主を集めなければならないところもあるようです。

そして、我々不動産・住宅会社が市民だよりに広告を出稿する場合は後者の「広告代理店が一生懸命に広告主を集める」時が多いのではないでしょうか。

知り合いの広告代理店から「市民だよりに枠が空いているのですがどうですか」と声をかけられ、付き合いで広告を出稿する…こんな経験がある方もいらっしゃることと思います。

そして我々、不動産・住宅会社が市民だよりに出稿する広告は次のようなものが多いですよね。

ではこんな広告で反響は獲れていますか？

こんな「イメージ広告」で反響は獲れますか？

おそらく多くの方の答えは「否」だと思います。

というよりも市民だよりへの広告出稿はあくまで「広告代理店との付き合い」で行うものであり「問い合わせを期待するもの」では無いと思っている不動産・住宅会社が殆どだと思います。

「市民だよりに広告出しておけば知名度が上がって、目に見えない効果が期待出来る」と思っておられる方も散見しますが、【目に見えない効果】など、思い込み・妄想に過ぎないと私は考えています。

いくら付き合いで行う広告だと言ってもある程度まとまった金額を支払う訳ですから、【目に見えない効果】などでは無く【リアルな問い合わせ】を目指しましょう。

では、【リアルな問い合わせ】を獲得する為の広告紙面を下記の通りご紹介します。

市民だよりへは「不動産売却相談窓口」といった風な、所謂「売り求む広告」をお勧めします。

広告の内容は「不動産会社が仕入れの為に売り物件を募集している」のでは無く、「宅地建物取引業の社会的使命として、市民の皆様の不動産売却相談に応じる」という形式を心掛けて下さい。

又、紙面は市民だよりの他記事とテイストを合わせた「記事広告」とし、イメージ優先の広告ではなく「読ませる広告」を作成しましょう。

私のコンサルを受けて頂いている某クライアント（営業担当2名様）の中には、このような広告を出稿し年間売り反響数46件を獲得された不動産会社もいらっしゃいます。

あなたの会社もこの機会に「市政だよりや市役所封筒への広告は社名を大きく記載したイメージ広告で、少しでも名前を覚えて貰えたらそれで良い」といった従来のスタンスを見直されては如何ですか。

そして「お金を出して広告する以上は仕入れに繋がる売り反響を獲ろう」と方針を改めてみて下さい。

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