【2026年最新版】豊島区の物元不動産会社ランキングを紐解いてみた

【2026年最新版】豊島区の物元不動産会社ランキングを紐解いてみた

本データは豊島区で 2025年9月~2026年9月(直近1年間) にかけて、ポータルサイト等に売り出されたマンション・土地・戸建(全物件種別)のデータを基に算出しています。

注意ポータルサイトに出てこない情報に関しては、補足できていない可能性があるため実際の数字と乖離がある可能性があります。予めご了承ください。

本記事の目次

  1. 豊島区のマーケット情報
  2. 豊島区の物元最強店舗はどこか
  3. 豊島区では大手はどこが強いの?
  4. 東京23区を並べてみる
  5. まとめ

①豊島区のマーケット情報

まず豊島区でどれくらい、不動産取引が行われているかを見てみましょう。

※豊島区 2025年9月~2026年9月の売出物件データ

※直近1年間に豊島区で1件でも物件を預かった不動産会社(店舗)数

項目数値
取り扱い不動産会社(店舗)数1,216店舗
年間の売出件数3,172件
月あたり売出件数約264件
売出金額の総額約2,496億円
平均売出価格約7,871万円
1店舗あたり年間件数2.6件(約4.6か月に1件)

豊島区では1年間で3,172件。月々でみると264件です。平均売出価格は7,871万円で、台東区(7,783万円)とほぼ同水準。文京区(1億554万円)や江東区(8,794万円)には届きませんが、23区では12位の単価です。

売出金額の総額は2,496億円。仮に全件成約するとして、両手取引で約150億円の市場規模。1店舗あたりに直すと年間約1,230万円です。

そして特徴的なのが取り扱い店舗数1,216店舗。件数3,172件に対してこの店舗数ですから、1店舗あたりは年2.6件。面積13.01平方キロメートルという狭い区に、これだけの業者が集まっているのが豊島区です。

マンション7割、そして投資物件が4分の1

マンションが7割強。そしてオーナーチェンジ物件が744件(23.5%)で、台東区(23.9%)に次ぐ高さです。4件に1件が投資用という市場になります。

種別件数構成比
マンション2,263件71.3%
戸建416件13.1%
土地357件11.3%
その他・不明136件4.3%

池袋という巨大ターミナルを抱え、ワンルーム投資マーケットが厚い——このあと見る店舗ランキングにも、その性格がはっきり出てきます。

取引態様の内訳

態様件数構成比
専任媒介1,172件37.0%
売主803件25.3%
一般媒介628件19.8%
専属専任媒介432件13.6%

②豊島区の物元最強店舗はどこか

豊島区 店舗別 物元ランキング TOP20

順位不動産会社(店舗)件数平均価格
1三井のリハウス 池袋センター156件1億752万円
2東急リバブル 池袋センター139件9,672万円
3住友不動産販売 ステップ池袋営業センター1課80件1億1,340万円
4ランドネット55件2,698万円
5パートナーズ46件2,573万円
6野村の仲介+ 池袋営業部41件1億3,175万円
7未来都市開発40件9,675万円
8住友不動産販売 ステップ本社マンションプラザ38件1億6,077万円
9オークラヤ住宅 池袋営業所31件5,921万円
10東急リバブル 目白センター31件9,881万円
11大成有楽不動産販売 池袋センター26件1億659万円
12長谷工リアルエステート 池袋センター21件9,432万円
13大京穴吹不動産 池袋店21件8,935万円
14住友不動産販売 ステップ本社投資第2営業センター20件3,317万円
15東急リバブル 投資マンション推進課20件3,308万円
16ジャパンプライムムーバ20件8,931万円
17住友不動産販売 ステップ小石川マンションプラザ18件1億1,281万円
18東急リバブル 駒込センター17件8,780万円
19KAAKIRO不動産投資16件3,126万円
20共栄住販16件2,574万円

1位は三井不動産リアルティの三井のリハウス池袋センター

1位は三井のリハウス池袋センターで年間156件。豊島区の1店舗あたり平均が年2.6件ですから、平均の60倍です。

平均価格が1億752万円ですから、預かり金額は約168億円。全件片手だとしても約5億円の仲介手数料が見込めます。

2位の東急リバブル池袋センター(139件)とは17件差。台東区の上野、北区の赤羽のように「1店舗が独走」する形ではなく、池袋は三井と東急の一騎打ちです。

TOP20のうち8店舗が「池袋」。しかも合計で区内の16%

池袋を冠する店舗が8つ。この8店舗だけで515件、区内シェア16.2%を握っています。1つのターミナル駅への集中度としては、23区で最も高い水準です。

残りは目白1、駒込1、そして文京区の小石川マンションプラザが1つ。前回の文京区で見た小石川勢が、今度は豊島区に出てきているかたちです。

TOP20に投資系が6店舗

もう一つの特徴が、平均価格3,000万円前後の店舗がTOP20に6つ入っていることです。

  • 4位 ランドネット(2,698万円)
  • 5位 パートナーズ(2,573万円)
  • 14位 住友不動産販売 ステップ本社投資第2営業センター(3,317万円)
  • 15位 東急リバブル 投資マンション推進課(3,308万円)
  • 19位 KAAKIRO不動産投資(3,126万円)
  • 20位 共栄住販(2,574万円)

いずれも投資用ワンルームを主力にしている店舗です。大手ですら「投資専門部署」を別に立てて豊島区に張っている——オーナーチェンジ23.5%という数字の中身が、これではっきりします。

③豊島区では大手はどこが強いの?

豊島区 会社別 物元ランキング TOP10

※「稼働店舗数」=直近1年間に豊島区の物件を1件でも預かった、その会社の店舗数

順位不動産会社稼働店舗数件数預かり総額
1東急リバブル29店舗263件226億円
2住友不動産販売(ステップ)45店舗259件260億円
3三井不動産リアルティ(三井のリハウス)30店舗232件246億円
4野村不動産ソリューションズ(野村の仲介+)25店舗105件135億円
5ランドネット5店舗88件29億円
6パートナーズ4店舗52件14億円
7未来都市開発1店舗40件39億円
8大京穴吹不動産4店舗39件34億円
9オークラヤ住宅3店舗35件23億円
10大成有楽不動産販売8店舗34件37億円

10区目にして、初めて三井が「効率1位」を明け渡した

件数1位は東急リバブル(263件)、金額1位は住友不動産販売(260億円)。三井不動産リアルティは件数3位・金額2位です。

そして注目すべきは店舗あたりの効率です。

  • 東急リバブル … 29店舗で263件=9.1件
  • 三井不動産リアルティ … 30店舗で232件=7.7件
  • 住友不動産販売 … 45店舗で259件=5.8件

23区の多くで、三井は「少ない店舗数で多く取る」ことで店舗あたり効率1位を取っています。豊島区はその例外で、池袋という1点に29店舗を集中投下した東急リバブルが上回りました。

大手仲介4社(三井・住友・東急・野村)の合計は859件、区内シェア27.1%。江東区(37.0%)、文京区(31.0%)に次ぐ3位です。

なお、豊島区で物件を扱った1,216店舗のうち、766店舗(63.0%)は年間1件だけ。年10件以上を扱っているのは44店舗です。

④東京23区を並べてみる

東京23区すべてを同じ条件(直近1年・全物件種別)で調べましたので、一覧にしておきます。豊島区の行を太字にしています。売出件数の多い順です。

区売出件数店舗数総額(億円)平均価格(万円)マンション比率OC比率大手4社シェア1店舗あたり年間手数料
世田谷区6,9651,8427,28910,46558.8%12.3%38.4%約2,370万円
港区5,8551,65014,60424,94293.4%18.6%34.3%約5,310万円
練馬区5,2551,4693,2596,20146.5%12.2%34.4%約1,330万円
大田区5,2161,5303,3306,38463.6%20.8%28.6%約1,310万円
江東区5,1361,3644,5178,79485.5%15.0%37.0%約1,990万円
新宿区5,0261,6744,9049,75783.9%26.8%27.9%約1,760万円
足立区4,9001,4192,3684,83349.7%8.8%22.4%約1,000万円
板橋区4,5351,4322,3545,19167.0%18.8%26.8%約990万円
杉並区4,4611,3683,5778,01852.4%14.2%34.8%約1,570万円
品川区4,0001,2784,06910,17281.9%18.2%31.8%約1,910万円
中央区3,9691,2435,34213,45894.8%20.2%34.7%約2,580万円
渋谷区3,7151,2686,60817,78886.1%20.7%31.7%約3,130万円
江戸川区3,7041,0982,2636,11039.5%3.6%25.4%約1,240万円
葛飾区3,2381,1441,5004,63248.6%11.4%22.0%約790万円
豊島区3,1721,2162,4967,87171.3%23.5%27.1%約1,230万円
台東区2,8541,1012,2217,78381.0%23.9%26.8%約1,210万円
文京区2,7021,0192,85210,55479.8%18.1%31.0%約1,680万円
中野区2,7021,0791,9947,38162.8%18.6%31.3%約1,110万円
目黒区2,6719883,78014,15069.5%14.5%34.5%約2,300万円
墨田区2,6209781,5315,84376.3%26.9%25.7%約940万円
北区2,4929841,5356,15864.3%15.0%25.0%約940万円
荒川区1,7037841,0816,35065.6%12.4%24.3%約830万円
千代田区1,2575872,32618,50194.6%24.4%33.4%約2,380万円

23区の合計

※店舗数は区をまたいで重複するため、合計していません。

項目数値
年間の売出件数(23区合計)88,148件
売出金額の総額(23区合計)約85,800億円
23区平均の売出価格約9,734万円
全件成約したときの手数料規模(両手)約5,148億円

豊島区は23区のどのあたりか

指標豊島区23区での順位
売出件数3,172件15位 / 23区
取り扱い店舗数1,216店舗13位 / 23区
売出金額の総額約2,496億円13位 / 23区
平均売出価格約7,871万円12位 / 23区
マンション比率71.3%11位 / 23区
オーナーチェンジ比率23.5%5位 / 23区
大手4社シェア27.1%15位 / 23区
1店舗あたり年間手数料約1,230万円15位 / 23区

豊島区を含む23区すべてを横断した比較と、会社別の23区トータルランキングは【2026年最新版】東京23区の物元不動産会社ランキング総まとめで解説しています。

まとめ

今回は豊島区の物元市場を、直近1年・全物件種別で紐解いてみました。

  • 豊島区の売り物件は年3,172件・2,496億円。平均7,871万円は23区で12位
  • オーナーチェンジ23.5%。台東区に次ぐ投資マーケットの厚さ
  • 物元1位は三井のリハウス池袋センター 156件(平均の60倍・預かり約168億円)
  • 2位の東急リバブル池袋センター(139件)と17件差。池袋は三井と東急の一騎打ち
  • TOP20のうち8店舗が「池袋」。合計515件・区内シェア16.2%は23区で最も高い駅集中度
  • TOP20に投資系が6店舗。大手も「投資専門部署」を別に張っている
  • 三井が店舗あたり効率1位を明け渡した数少ない区(東急9.1件>三井7.7件)
  • 大手4社シェア27.1%は江東区・文京区に次ぐ3位

いかがでしたでしょうか?

今後も不定期ではありますが各市区町村ごと紐解いていこうと思ってますので、お楽しみに! 紐解いてほしい市区町村があれば、是非お問合せください。

データについて

  • 対象期間:2025年9月8日〜2026年9月7日(直近365日)
  • 対象エリア:東京都豊島区
  • 対象種別:マンション・戸建・土地ほか全種別(種別の絞り込みなし)
  • 集計対象:ポータルサイト等に売り出された物件の元付(売主・媒介)情報 3,172件/1,216店舗
  • 金額はすべて売出価格ベース。仲介手数料は「売買価格×3%」で試算(速算式の加算・消費税は含まず)

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