【2026年最新版】杉並区の物元不動産会社ランキングを紐解いてみた

【2026年最新版】杉並区の物元不動産会社ランキングを紐解いてみた

本データは杉並区で 2025年9月~2026年9月(直近1年間) にかけて、ポータルサイト等に売り出されたマンション・土地・戸建(全物件種別)のデータを基に算出しています。

注意ポータルサイトに出てこない情報に関しては、補足できていない可能性があるため実際の数字と乖離がある可能性があります。予めご了承ください。

本記事の目次

  1. 杉並区のマーケット情報
  2. 杉並区の物元最強店舗はどこか
  3. 杉並区では大手はどこが強いの?
  4. 東京23区を並べてみる
  5. まとめ

①杉並区のマーケット情報

まず杉並区でどれくらい、不動産取引が行われているかを見てみましょう。

※杉並区 2025年9月~2026年9月の売出物件データ

※直近1年間に杉並区で1件でも物件を預かった不動産会社(店舗)数

項目数値
取り扱い不動産会社(店舗)数1,368店舗
年間の売出件数4,461件
月あたり売出件数約372件
売出金額の総額約3,577億円
平均売出価格約8,018万円
1店舗あたり年間件数3.3件(約3.7か月に1件)

杉並区の売出件数は年4,461件で、23区のうち9番目。平均売出価格は8,018万円と、江東区(8,794万円)と豊島区(7,871万円)の中間くらいの水準です。

売出金額の総額は3,577億円。仮に全件成約するとして、両手取引で約215億円の市場規模。1店舗あたりに直すと年間約1,570万円で、23区で10位です。

マンション52.4%。戸建・土地で46.4%

杉並区の最大の特徴がこれです。マンションは52.4%しかなく、戸建と土地で46.4%を占めます。

種別件数構成比
マンション2,337件52.4%
戸建1,090件24.4%
土地980件22.0%
その他・不明54件1.2%

世田谷区(マンション58.8%)を下回り、戸建比率24.4%は23区で5位。荻窪・西荻窪・浜田山・久我山といった戸建の住宅地が区の大半を占めるためです。

オーナーチェンジ物件は635件(14.2%)と低く、世田谷区(12.3%)と並ぶ実需一色の市場です。

取引態様の内訳

売主27.4%は、戸建・土地が多い区らしい数字です。建売分譲会社が自社物件を売主として出しているぶんが乗っています。

態様件数構成比
専任媒介1,928件43.2%
売主1,222件27.4%
一般媒介683件15.3%
専属専任媒介581件13.0%

②杉並区の物元最強店舗はどこか

杉並区 店舗別 物元ランキング TOP20

順位不動産会社(店舗)件数平均価格
1三井のリハウス 荻窪センター213件9,781万円
2東急リバブル 荻窪センター157件8,476万円
3住友不動産販売 ステップ荻窪営業センター112件9,053万円
4東急リバブル 永福町センター93件1億171万円
5野村の仲介+ 荻窪営業部92件9,999万円
6三井のリハウス 永福町センター85件1億1,382万円
7三井のリハウス 高円寺センター77件8,995万円
8東急リバブル 高円寺センター67件8,767万円
9住友不動産販売 ステップ永福町営業センター67件9,965万円
10ランドネット56件3,084万円
11エスケーホーム51件1億1,721万円
12三井のリハウス 高井戸センター46件9,714万円
13パートナーズ38件2,185万円
14東急リバブル 吉祥寺センター35件9,389万円
15三菱地所ハウスネット 荻窪営業所32件9,422万円
16三井のリハウス 吉祥寺センター29件1億3,027万円
17メルディア 荻窪支店28件8,236万円
18住友林業ホームサービス 東京西支店27件9,327万円
19住友不動産販売 ステップ吉祥寺営業センター25件1億932万円
20自由住宅24件1億584万円

1位は三井のリハウス荻窪センターの213件

1位は三井のリハウス荻窪センターで年間213件。これは台東区の東急リバブル上野センター(226件)に次ぎ、23区で2番目に多い店舗です。

杉並区の1店舗あたり平均が年3.3件ですから、平均の65倍。平均価格9,781万円ですから、預かり金額は約208億円。全件片手だとしても約6億2,000万円の仲介手数料が見込めます。

2位の東急リバブル荻窪センター(157件)とは1.4倍差です。

荻窪の6店舗で区内シェア14.2%

TOP20を地名で分けると、こうなります。

エリア店舗数合計件数
荻窪6店舗634件
永福町3店舗245件
高円寺2店舗144件
吉祥寺(武蔵野市)3店舗89件
高井戸1店舗46件

荻窪の6店舗だけで634件、区内シェア14.2%。そしてその荻窪には、三井・東急・住友・野村の大手4社がすべて主力店を置いています(1位・2位・3位・5位)。加えて三菱地所ハウスネット、メルディアも荻窪。

荻窪は大手が全社そろって主力を投入している、23区でも屈指の激戦区だということが数字に出ています。

また、TOP20に吉祥寺(武蔵野市)の店舗が3つ入っているのも特徴です。杉並区の西端は吉祥寺の商圏に入っており、区外から取りにきている形になります。

11位のエスケーホームは1店舗で60億円

11位のエスケーホーム(51件・平均1億1,721万円)は、1店舗で預かり約60億円。これは三井住友トラスト不動産の杉並区全体(14店舗・60億円)と同じ規模です。中野区でも15位に入っていた地場の実力店です。

③杉並区では大手はどこが強いの?

杉並区 会社別 物元ランキング TOP10

※「稼働店舗数」=直近1年間に杉並区の物件を1件でも預かった、その会社の店舗数

順位不動産会社稼働店舗数件数預かり総額
1三井不動産リアルティ(三井のリハウス)33店舗542件541億円
2東急リバブル43店舗474件391億円
3住友不動産販売(ステップ)48店舗369件325億円
4野村不動産ソリューションズ(野村の仲介+)29店舗168件167億円
5ランドネット5店舗84件23億円
6三井住友トラスト不動産14店舗55件60億円
7エスケーホーム1店舗51件60億円
8三菱地所ハウスネット8店舗51件45億円
9住友林業ホームサービス10店舗49件47億円
10オークラヤ住宅4店舗48件34億円

中野区に続き、三井が3冠

三井不動産リアルティが件数542件・金額541億円でともに1位。店舗あたり効率も33店舗で16.4件と、東急リバブル(11.0件)、住友不動産販売(7.7件)、野村(5.8件)を大きく引き離しています。

中野区に続いて、杉並区でも三井が3冠。品川・目黒・大田(東急線沿線)では東急リバブルが3冠でしたが、JR中央線・京王井の頭線が主軸の中野・杉並では三井が強いという構図が、2区続けてはっきり出ました。

大手仲介4社(三井・住友・東急・野村)の合計は1,553件、区内シェア34.8%。世田谷区(38.4%)、江東区(37.0%)、中央区(34.7%)と並ぶ高い水準で、23区で3位です。

なお、杉並区で物件を扱った1,368店舗のうち、836店舗(61.1%)は年間1件だけ。年10件以上を扱っているのは70店舗です。

④東京23区を並べてみる

東京23区すべてを同じ条件(直近1年・全物件種別)で調べましたので、一覧にしておきます。杉並区の行を太字にしています。売出件数の多い順です。

売出件数店舗数総額(億円)平均価格(万円)マンション比率OC比率大手4社シェア1店舗あたり年間手数料
世田谷区6,9651,8427,28910,46558.8%12.3%38.4%約2,370万円
港区5,8551,65014,60424,94293.4%18.6%34.3%約5,310万円
練馬区5,2551,4693,2596,20146.5%12.2%34.4%約1,330万円
大田区5,2161,5303,3306,38463.6%20.8%28.6%約1,310万円
江東区5,1361,3644,5178,79485.5%15.0%37.0%約1,990万円
新宿区5,0261,6744,9049,75783.9%26.8%27.9%約1,760万円
足立区4,9001,4192,3684,83349.7%8.8%22.4%約1,000万円
板橋区4,5351,4322,3545,19167.0%18.8%26.8%約990万円
杉並区4,4611,3683,5778,01852.4%14.2%34.8%約1,570万円
品川区4,0001,2784,06910,17281.9%18.2%31.8%約1,910万円
中央区3,9691,2435,34213,45894.8%20.2%34.7%約2,580万円
渋谷区3,7151,2686,60817,78886.1%20.7%31.7%約3,130万円
江戸川区3,7041,0982,2636,11039.5%3.6%25.4%約1,240万円
葛飾区3,2381,1441,5004,63248.6%11.4%22.0%約790万円
豊島区3,1721,2162,4967,87171.3%23.5%27.1%約1,230万円
台東区2,8541,1012,2217,78381.0%23.9%26.8%約1,210万円
文京区2,7021,0192,85210,55479.8%18.1%31.0%約1,680万円
中野区2,7021,0791,9947,38162.8%18.6%31.3%約1,110万円
目黒区2,6719883,78014,15069.5%14.5%34.5%約2,300万円
墨田区2,6209781,5315,84376.3%26.9%25.7%約940万円
北区2,4929841,5356,15864.3%15.0%25.0%約940万円
荒川区1,7037841,0816,35065.6%12.4%24.3%約830万円
千代田区1,2575872,32618,50194.6%24.4%33.4%約2,380万円

23区の合計

※店舗数は区をまたいで重複するため、合計していません。

項目数値
年間の売出件数(23区合計)88,148件
売出金額の総額(23区合計)約85,800億円
23区平均の売出価格約9,734万円
全件成約したときの手数料規模(両手)約5,148億円

杉並区は23区のどのあたりか

指標杉並区23区での順位
売出件数4,461件9位 / 23区
取り扱い店舗数1,368店舗8位 / 23区
売出金額の総額約3,577億円9位 / 23区
平均売出価格約8,018万円11位 / 23区
マンション比率52.4%19位 / 23区
オーナーチェンジ比率14.2%17位 / 23区
大手4社シェア34.8%3位 / 23区
1店舗あたり年間手数料約1,570万円11位 / 23区

杉並区を含む23区すべてを横断した比較と、会社別の23区トータルランキングは【2026年最新版】東京23区の物元不動産会社ランキング総まとめで解説しています。

まとめ

今回は杉並区の物元市場を、直近1年・全物件種別で紐解いてみました。

  • 杉並区の売り物件は年4,461件・3,577億円。平均8,018万円
  • マンション52.4%、戸建24.4%は23区で5位。世田谷区を上回る戸建市場
  • オーナーチェンジ14.2%と低く、世田谷区と並ぶ実需一色の市場
  • 物元1位は三井のリハウス荻窪センター 213件23区で2番目に多い店舗(預かり約208億円)
  • 荻窪の6店舗で634件・区内シェア14.2%。しかも大手4社が全社そろって主力店を置く激戦区
  • TOP20に吉祥寺(武蔵野市)の店舗が3つ。区の西端は吉祥寺商圏
  • 11位のエスケーホームは1店舗で預かり約60億円
  • 中野区に続き三井が件数542件・金額541億円・効率16.4件の3冠
  • 東急線沿線(品川・目黒・大田)は東急、中央線・井の頭線沿線(中野・杉並)は三井という色分け
  • 大手4社シェア34.8%は23区で3位。戸建市場としては異例の高さ

いかがでしたでしょうか?

今後も不定期ではありますが各市区町村ごと紐解いていこうと思ってますので、お楽しみに! 紐解いてほしい市区町村があれば、是非お問合せください。

データについて

  • 対象期間:2025年9月8日〜2026年9月7日(直近365日)
  • 対象エリア:東京都杉並区
  • 対象種別:マンション・戸建・土地ほか全種別(種別の絞り込みなし)
  • 集計対象:ポータルサイト等に売り出された物件の元付(売主・媒介)情報 4,461件/1,368店舗
  • 金額はすべて売出価格ベース。仲介手数料は「売買価格×3%」で試算(速算式の加算・消費税は含まず)

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